Department of Clinical Laboratory, Kyoto University Hospital
患者さん用ご案内
患者番号生年月日
氏名性別
採取日時
結果コメント 依頼医師 オーダー日
検査種別 末梢血液一般・網赤血球
受付日 材料 血液
受付番号 00010
検査項目 検査の概要 単位 基準値
末梢血液一般検査
  WBC 白血球数 10^9/L 3.30 - 8.60 × 10^9/L
感染症などの炎症性疾患によって増加するほか、血液を造る場である骨髄の異常(白血病など)によっても異常値を示します。
  RBC 赤血球数 10^12/L 男性:
4.35 - 5.55 × 10^12/L
女性:
3.86 - 4.92 × 10^12/L
血液中の赤血球の個数を表します。
貧血や多血症の診断に用いられます。
  Hb ヘモグロビン, 血色素量 g/dL 男性:13.7 - 16.8 g/dL
女性:11.6 - 14.8 g/dL
酸素を運搬するヘモグロビンの濃度を表します。
貧血や多血症の診断に用いられます。
  Ht ヘマクリット % 男性:40.7 - 50.1 %
女性:35.1 - 44.4 %
血液全体に対して、赤血球が占める割合です。
貧血や多血症の診断に用いられます。
  MCV 平均赤血球容積 fL 83.6 - 98.2 fL
赤血球1個あたりの平均的な大きさを表します。
貧血の原因を推測するために用いられます。
  MCH 平均赤血球血色素量 pg 27.5 - 33.2 pg
赤血球1個あたりの平均のヘモグロビン量です。
貧血の原因を推測するために用いられます。
  MCHC 平均赤血球血色素濃度 % (g/dL) 31.7 - 35.3 g/dL
赤血球1個あたりの平均のヘモグロビン濃度です。
貧血の原因を推測するために用いられます。
  PLT 血小板数 10^9/L 158 - 348 × 10^9/L
出血を止める働きのある血小板の個数を表します。
網赤血球数 赤血球を造る能力を表す指標です。
貧血の原因を推測するために用いられます。

10^12/L
男性:6.7 - 18.1 ‰
女性:7.0 - 20.0 ‰
0.02 - 0.10 × 10^12/L

患者番号生年月日
氏名性別
採取日時
結果コメント 依頼医師 オーダー日
検査種別 末梢血液像
受付日 材料 血液
受付番号 00010
検査項目 検査の概要 単位 基準値
末梢血液像 白血球の種類を好中球・リンパ球・単球・好酸球・好塩基球などに分類したものです。 感染症、アレルギー反応、各種の血液疾患の鑑別に用いられます。
  Neutrophil
  NEUT%
好中球 % 46.0 - 62.0 %
増加する病態:
急性細菌感染症、各種炎症反応、白血病など
  Lymphocyte
  LYMPHO%
リンパ球 % 30.0 - 40.0 %
増加する病態:
ウイルス感染症、白血病など
  Monocyte
  MONO%
単球 % 4.0 - 7.0 %
増加する病態:
白血病、感染症など
  Eosinophil
  EOSINO%
好酸球 % 3.0 - 5.0 %
増加する病態:
寄生虫病、アレルギー性疾患など
  Basophil
  BASO%
好塩基球 % 0.0 - 1.0 %
増加する病態:
白血病、アレルギー性疾患など

患者番号生年月日
氏名性別
採取日時
結果コメント 依頼医師 オーダー日
検査種別 赤血球沈降速度
受付日 材料 血液
受付番号 00010
検査項目 検査の概要 単位 基準値
赤血球沈降速度
ESR 1h
血中に含まれるタンパクなどの成分が増減しているかを示す指標で、体内で起こっている炎症の程度を知ることができる検査です。 mm 男性:2 - 10 mm
女性:3 - 15 mm

患者番号生年月日
氏名性別
採取日時
結果コメント 依頼医師 オーダー日
検査種別 出血時間
受付日 材料 血液
受付番号 00010
検査項目 検査の概要 単位 基準値
出血時間 血管が損傷を受けたときに、血管の内皮に血小板が粘着、凝集して止血反応が進みますが、耳たぶにメスで傷を付けて血液が自然に止まるまでの時間を測定することによって、止血反応の異常を検出するための検査です。 1 - 5 分

患者番号生年月日
氏名性別
採取日時
結果コメント 依頼医師 オーダー日
検査種別 出血・凝固検査
受付日 材料 血液
受付番号 00010
検査項目 検査の概要 単位 基準値
PT
  PT時間
  PT活性
  PT-INR
プロトロンビン時間 PT時間:秒
PT活性:%
PT活性:80 - 100 %
血液を固める作用をもつ凝固因子の不足や、凝固因子を産生する肝臓の障害を評価する目的のほかにも、ワルファリンなどの経口抗凝固療法における薬の量の調整にも用いられる検査です。
APTT 活性化部分トロンボプラスチン時間 24.0 - 39.0 秒
血液を固める作用をもつ凝固因子の不足(血友病による凝固因子の欠損を含む)を評価したり、凝固因子の働きを阻害するような血中の物質の存在を推測する検査です。
フィブリノゲン フィブリノゲンを産生する肝臓の働きを評価したり、急性炎症や悪性腫瘍によって増加するフィブリノゲンを測定する検査です。 mg/dL 200 - 400 mg/dL
アンチトロンビン 血液が固まる(凝固する)際に生成されるトロンビンと呼ばれる物質に結合するアンチトロンビンを測定して数値の低下がみられた場合、トロンビンが大量に生成されて凝固反応の活性化を知ることができる検査です。 % 83.0 - 118.0 %
Dダイマー 完成した血栓が溶解した時に産生される物質で、いわゆるエコノミークラス症候群と呼ばれる深部静脈血栓症や肺塞栓症の診断などに用いる検査です。 μg/mL 1.0 μg/mL 未満
FDP フィブリン・フィブリノゲン分解産物 μg/mL 5 μg/mL 未満
血液が固まる(凝固する)ための元となるフィブリノゲンと呼ばれる物質が分解されたり、完成した血栓が溶解されたりすることによって増加する物質で、播種(はしゅ)性血管内凝固(DIC)と呼ばれる全身の血栓症を診断する目的などに用いる検査です。
TAT トロンビン・アンチトロンビン複合体 ng/mL 4.0 ng/mL 未満
血液が固まる(凝固する)際に生成されるトロンビンと、それを阻止する物質であるアンチトロンビンとが結合することによって生成されるTATを検査することによって、凝固反応が活性化していることを示す指標となります。
PIC プラスミン・α2プラスミンインヒビター複合体 μg/mL 0.8 μg/mL 未満
血栓を溶解する物質であるプラスミンと、それを阻止する物質であるプラスミンインヒビターとが結合することによって生成されるPICを検査することによって、血栓を溶解する反応の程度を示す指標となります。

患者番号生年月日
氏名性別
採取日時
結果コメント 依頼医師 オーダー日
検査種別 生化学検査
受付日 材料 血液
受付番号 00010
検査項目 検査の概要 単位 基準値
乳び(生化学)
溶血(生化学)
黄疸(生化学)
AST アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ U/L 13 - 30 U/L
肝細胞の破壊の有無を推定する検査で、心筋梗塞でも高値となります。
ALT アラニンアミノトランスフェラーゼ U/L 男性:10 - 42 U/L
女性:7 - 23 U/L
肝細胞の破壊の有無を推定する検査です。
LD(IFCC) 乳酸デヒドロゲナーゼ、乳酸脱水素酵素 U/L 124 - 222 U/L
肝臓・心臓・血液・骨格筋など様々な臓器に含まれている酵素で、それらの臓器・組織の損傷を反映する検査です。
ALP(IFCC) アルカリホスファターゼ U/L 38 - 113 U/L (IFCC法)
胆汁が排せつされる経路の障害だけでなく、悪性腫瘍の骨転移や骨疾患の有無を反映する検査です。
γ-GT γ-グルタミルトランスフェラーゼ U/L 男性:13 - 64 U/L
女性:9 - 32 U/L
肝臓・胆道の障害を表す指標で、アルコール性肝障害の診断の目安ともなる検査です。飲酒によって高値となるため、アルコール制限の実施状況を把握することもできます。
TP 総蛋白 g/dL 6.6 - 8.1 g/dL
血液中に含まれるタンパクの総量で、肝機能や腎機能の障害などで変動するため、様々な病態の判断に用いることができる検査です。
ALB アルブミン g/dL 4.1 - 5.1 g/dL
栄養状態・肝機能の指標であるほかに、一部の腎障害の程度を表す指標です。
A/G アルブミン / グロブリン 比 1.32 - 2.23
血液中に含まれるタンパクは、アルブミン(A)とグロブリン(G)とから成り、その比を計算したもので、肝機能障害の有無とその進行度を表す指標です。
ChE コリンエステラーゼ U/L 男性:240 - 486 U/L
女性:201 - 421 U/L
肝臓でタンパクを合成する機能を表す指標です。有機リンなどの薬物中毒の疑いがあるときにも必須となる検査です。
T-Bil 総ビリルビン mg/dL 0.4 - 1.5 mg/dL
黄だんの原因確認に用いる検査です。血管内で溶血(赤血球が何らかの原因で破壊されること)が起こると、赤血球から出てくるヘモグロビンが分解されて、本来肝臓が処理をするべき能力以上のビリルビンが産生される高値となります。
D-Bil 直接ビリルビン mg/dL 0.2 mg/dL 以下
黄だんの原因確認に用いる検査です。赤血球からでてくるヘモグロビンが分解されたビリルビンを処理して胆汁中に排出する肝臓は正常であるのに、がんや胆石などが原因となって胆道の閉塞が起こり胆汁排せつが障害されると高値になります。
CRE クレアチニン mg/dL 男性:0.65 - 1.07 mg/dL
女性:0.46 - 0.79 mg/dL
血液中の老廃物や塩分をろ過する腎臓の糸球体の働きを表す指標です。筋肉量によっても増減します。
標準化eGFRcreat 糸球体が1分間に血液をどれくらいろ過して尿を作れるかの指標となるもので、クレアチニンを測定した結果から年齢と性別に応じて計算される数値です。 mL/min/1.73m2 60 以上 (mL/min/1.73m2)
UA 尿酸 mg/dL 男性:3.7 - 7.0 mg/dL
女性:2.6 - 5.5 mg/dL
白血病・痛風・糖尿病など、尿酸が過剰に産生される病態や、尿酸の排出異常である腎機能低下で高値となります。
UN 尿素窒素 mg/dL 8 - 20 mg/dL
腎機能のほかに、全身の諸臓器の状態を知る検査で、腎不全(尿毒症)などで高値に高値になります。
TC (T-CHO) 総コレステロール mg/dL 142 - 248 mg/dL
動脈硬化の危険度を知るための検査で、高脂血症・動脈硬化などで高値になります。
HDL-C HDL-コレステロール mg/dL 男性:40 - 90 mg/dL
女性:48 - 103 mg/dL
動脈硬化性疾患の危険因子を調べる検査で、高脂血症・動脈硬化などで低値になります。
LDL-C LDL-コレステロール mg/dL 65 - 139 mg/dL
動脈硬化性疾患の危険因子を調べる検査で、高脂血症・動脈硬化などで高値になります。
TG 中性脂肪、トリグリセリド mg/dL 男性:40 - 149 mg/dL
女性:30 - 149 mg/dL
動脈硬化性疾患の危険因子を調べる検査で、甲状腺などの内分泌疾患でも増減します。
CK クレアチンキナーゼ U/L 男性:59 - 248 U/L
女性:41 - 153 U/L
筋肉(心筋・骨格筋・平滑筋)や脳の障害の指標です。
CK-MB クレアチンキナーゼ-MB U/L 6 U/L 以下
CKのうち、心筋に存在するCK-MBを検査することで、心筋梗塞や心筋炎を反映します。
総胆汁酸 肝細胞によって生成されて胆汁として十二指腸に排せつされるもので、肝障害や胆汁排せつ障害を反映する指標です。 μmol/L 10 μmol/L 以下
血清血糖 食事で摂取された糖質が分解されてできたブドウ糖(グルコース)を検査するものであり、血糖値を調節する機能に異常があると、高血糖や低血糖となります。 mg/dL 73 - 109 mg/dL
AMY アミラーゼ U/L 44 - 132 U/L
すい臓・唾液腺の機能や、その障害を推測する指標です。
リパーゼ 脂肪を分解する酵素で、急性・慢性膵炎などの膵疾患で高値になります。 U/L 13 - 55 U/L
Na ナトリウム mmol/L 138 - 145 mmol/L
糖尿病や尿崩症などの水分欠乏や、甲状腺機能低下などの水分過剰を反映する水代謝異常の指標となる検査です。
K カリウム mmol/L 3.6 - 4.8 mmol/L
腎機能を反映するほか、筋肉や神経の状態を知るための指標となる検査です。
Cl クロール mmol/L 101 - 108 mmol/L
ナトリウムや重炭酸など他の電解質濃度の異常を反映する検査です。
Mg マグネシウム mg/dL 1.8 - 2.4 mg/dL
腎不全などの腎疾患や、甲状腺機能に関わる内分泌疾患の指標となる検査です。
Ca カルシウム mg/dL 8.8 - 10.1 mg/dL
副甲状腺や甲状腺の内分泌疾患や骨代謝障害のほか、腎疾患を反映する検査です。
IP 無機リン mg/dL 2.7 - 4.6 mg/dL
副甲状腺機能などの内分泌系の異常や、骨代謝異常を反映する指標です。
Fe μg/dL 40 - 188 μg/dL
血液疾患や鉄代謝の異常、鉄喪失などの指標となる検査です。
UIBC 不飽和鉄結合能 μg/dL 男性:170 - 250 μg/dL
女性:180 - 270 μg/dL
鉄の貯蔵・運搬に関わるタンパクであるトランスフェリンが、肝臓で産生される量や腎臓や腸管から喪失する量によって増減し、鉄が不足して起こる貧血の鑑別に用いられる検査です。
亜鉛 亜鉛欠乏による味覚障害や皮膚病変、成長障害の診断に用いられる検査です。 μg/dL 80 - 130 μg/dL
グリコアルブミン 血液中に含まれるアルブミンと糖質とが中期にわたって反応することによって生成される物質であり、その検査を実施する日からさかのぼって過去約1~2週間の血糖コントロールを示す指標となる検査です。 % 11 - 16 %
CRP C反応性タンパク mg/dL 0.14 mg/dL 以下
体内に急性炎症や組織障害があると血液中に増加するタンパクです。
アンモニア 肝機能の栄養状態を調べることによって、肝機能異常の有無を把握する検査です。 μg/dL 12 - 66 μg/dL

患者番号生年月日
氏名性別
採取日時
結果コメント 依頼医師 オーダー日
検査種別 血糖・HbA1c
受付日 材料 血液
受付番号 00010
検査項目 検査の概要 単位 基準値
血漿血糖 食事で摂取された糖質が分解されてできたブドウ糖(グルコース)を検査するものであり、血糖値を調節する機能に異常があると、高血糖や低血糖となります。 mg/dL 65 - 105 mg/dL
HbA1c (NGSP) ヘモグロビンA1c、グリコヘモグロビン % 4.9 - 6.0 %
血液中に含まれるヘモグロビンと糖質とが長期にわたって反応することによって生成される物質であり、その検査を実施する日からさかのぼって過去約2か月の血糖コントロールを示す指標となる検査です。

患者番号生年月日
氏名性別
採取日時
結果コメント 依頼医師 オーダー日
検査種別 血糖・HbA1c
受付日 材料 血液
受付番号 00010
検査項目 検査の概要 単位 基準値
TARC アトピー性皮膚炎の重症化に伴って大きく上昇する検査項目で、その重症度評価の補助として用いられます。 pg/mL 1367 pg/mL 未満

患者番号生年月日
氏名性別
採取日時
結果コメント 依頼医師 オーダー日
検査種別 免疫検査
受付日 材料 血液
受付番号 00010
検査項目 検査の概要 単位 基準値
RF リウマトイド因子 IU/mL 15.0 IU/mL 未満
慢性関節リウマチやその他の自己免疫疾患、肝疾患で陽性となります。
MMP-3 マトリックスメタロプロテアーゼ-3 ng/mL 男性:36.9 - 121.0 ng/mL
女性:17.3 - 59.7 ng/mL
関節リウマチの活動性の評価や、関節破壊の予後予測に用いられる検査です。
IgG 免疫グロブリンG mg/dL 861 - 1747 mg/dL
感染症、腫瘍、アレルギー性疾患などの診断や経過を調べる検査で、免疫グロブリンのうち最も多くを占めるものです。
IgA 免疫グロブリンA mg/dL 93 - 393 mg/dL
感染症、腫瘍、アレルギー性疾患などの診断や経過を調べる検査で、分泌液中に多量に含まれ粘膜面の免疫に関与するものです。
IgM 免疫グロブリンM mg/dL 男性:33 - 183 mg/dL
女性:50 - 269 mg/dL
感染症、腫瘍、アレルギー性疾患などの診断や経過を調べる検査で、感染症初期に出現する抗体です。
補体C3 細菌の進入などにより活性化されて、感染防御に関与する補体と呼ばれる物質(C1~C9)のうちC3を測定するもので、急性糸球体腎炎などでも低値となります。 mg/dL 73 - 138 mg/dL
補体C4 細菌の進入などにより活性化されて、感染防御に関与する補体と呼ばれる物質(C1~C9)のうちC4を測定するもので、血管神経性浮腫などでも低値となります。 mg/dL 11.0 - 31.0 mg/dL
CH50 (血清補体価) 細菌の進入などにより活性化されて、感染防御に関与する補体と呼ばれる物質の総和を反映する検査です。 CH50/mL 30 - 46 CH50/mL
ハプトグロビン 血管の内外で溶血(赤血球が壊れること)と、赤血球の中から出てくるヘモグロビンと結合する性質を持つタンパクであるため、溶血の有無についての補助診断となる検査です。 mg/dL 19 - 170 mg/dL
KL-6 肺の肺胞上皮細胞などで産生される糖タンパクで、間質性肺炎の診断などに用いられます。 U/mL カットオフ:500 U/mL 未満
プレアルブミン 肝臓で合成されるタンパクで、血中から消失する時間(半減期)が短いため、栄養状態や肝臓のタンパク合成能がすみやかに反映される検査です。 mg/dL 男性:23 - 42 mg/dL
女性:22 - 34 mg/dL
レチノール結合蛋白 血中のレチノール(ビタミンA)を輸送する働きのある、主に肝臓で合成されるタンパクで、栄養状態や肝臓のタンパク合成能を反映する検査であるとともに、ビタミンAの欠乏状態を示す指標でもあります。 mg/dL 男性:2.7 - 6.0 mg/dL
女性:1.9 - 4.6 mg/dL
トランスフェリン 鉄の貯蔵や運搬を行うタンパクで、鉄代謝異常の判定のほか、タンパク栄養状態の指標としても用いられる検査です。 mg/dL 男性:190 - 300 mg/dL
女性:200 - 340 mg/dL
フェリチン 体内に貯蔵している鉄量を反映するもので貧血の補助診断にも用いられるほか、がんのスクリーニング検査や経過観察などの腫瘍マーカーとしても用いられます。 ng/mL 男性:50 - 200 ng/mL
女性:12 - 60 ng/mL
β2-MG β2マイクログロブリン mg/L 0.90 - 1.84 mg/L
血液中の老廃物や塩分をろ過する腎臓の糸球体の働きを表す指標として用いられる検査です。
プロカルシトニン カルシウム代謝に重要なホルモンであるカルシトニンになる前の物質で、細菌感染症や敗血症の診断や重症度判定に用いられる検査です。 ng/mL 0.05 ng/mL 未満

患者番号生年月日
氏名性別
採取日時
結果コメント 依頼医師 オーダー日
検査種別 感染症検査(非ウイルス)
受付日 材料 血液
受付番号 00010
検査項目 検査の概要 単位 基準値
梅毒脂質抗体 梅毒への感染と病状や治療効果を調べる検査です。こう原病や抗リン脂質抗体症候群などでも陽性(=生物学的偽陽性)となることがあります。 RU 1.0 RU 未満
陰性
梅毒TP抗体 梅毒への感染と病状や治療効果を調べる検査です。 0.5 未満
陰性

患者番号生年月日
氏名性別
採取日時
結果コメント 依頼医師 オーダー日
検査種別 感染症検査(ウイルス)
受付日 材料 血液
受付番号 00010
検査項目 検査の概要 単位 基準値
HBs抗原 B型肝炎ウイルスに感染しているかを調べる検査で、感染状態にあることを示します。 IU/mL 0.005 IU/mL 未満
陰性
HBs抗体 B型肝炎ウイルスに感染しているかを調べる検査で、過去に感染があったか、ワクチン接種により防御抗体があることを示します。 mIU/mL 10 mIU/mL 未満
陰性
HBc抗体 B型肝炎ウイルスに感染しているかを調べる検査で、過去に感染があったか、感染が持続している状態であることを示します。 1.0 未満
陰性
HBcM抗体 B型肝炎ウイルスに感染しているかを調べる検査で、急性B型肝炎の回復期、慢性B型肝炎の急性増悪期、急性B型肝炎発症期のいずれかの状態であることを示します。 1.0 未満
陰性
HBe抗原 B型肝炎ウイルスに感染しているかを調べる検査で、血中のウイルス量が多く感染力が強い状態で、ウイルスの体内増殖があることを示します。 1.0 未満
陰性
HBe抗体 B型肝炎ウイルスに感染しているかを調べる検査で、ウイルスの活動が弱まり感染力が低下した状態であることを示します。 INH% 60.0 INH% 未満
陰性
HCV抗体 C型肝炎ウイルスへの感染を調べる検査で、過去あるいは現在においてウイルスに感染している状態であることを示します。 1.0 未満
陰性
HIVスクリーニング 後天性免疫不全症候群(AIDS)の原因となるHIVに感染しているかを調べる検査です。この検査が陽性となっても必ずしもHIVに感染しているとはいえず(偽陽性)、さらに詳細な検査によって確認する必要があります。 1.0 未満
陰性(第4世代)
HTLVスクリーニング 成人T細胞白血病の原因となるHTLV-1ウイルスに感染しているかを調べる検査です。この検査が陽性となっても必ずしもHLTV-1に感染しているとはいえず(偽陽性)、さらに詳細な検査によって確認する必要があります。 1.0 未満
陰性

患者番号生年月日
氏名性別
採取日時
結果コメント 依頼医師 オーダー日
検査種別 内分泌検査
受付日 材料 血液
受付番号 00010
検査項目 検査の概要 単位 基準値
GH 成長ホルモン ng/mL 男性:4.40 ng/mL 以下
女性:7.65 ng/mL 以下
脳の下垂体前葉から分泌される成長促進や代謝調整に関わるホルモンで、分泌の不足や過剰を確認する検査です。
プロラクチン 脳の下垂体前葉から分泌され、乳汁の分泌を促すホルモンで、過剰に分泌されると無月経や乳汁漏出症候群、不妊などをきたすもので、その分泌異常の鑑別などに用いられる検査です。 ng/mL 男性:3.0 - 17.3 ng/mL
女性:1.6 - 21.9 ng/mL(閉経前非妊婦)
LH 黄体形成ホルモン mIU/mL 男性:
  0.5 - 7.8 mIU/mL
女性 成人卵胞期:
  1.1 - 12.1 mIU/mL
女性 成人排卵期:
  2.0 - 39.7 mIU/mL
女性 成人黄体期:
  0.7 - 21.6 mIU/mL
女性 成人閉経後:
  8.4 - 67.7 mIU/mL
月経周期に関連して下垂体前葉分泌されるホルモンで、月経異常や不妊症の原因がどこにあるのか(下垂体か卵巣か)を調べる検査です。
FSH 卵胞刺激ホルモン mIU/mL 男性:
  1.3 - 17.0 mIU/mL
女性 成人卵胞期:
  2.6 - 11.9 mIU/mL
女性 成人排卵期:
  2.8 - 15.6 mIU/mL
女性 成人黄体期:
  1.4 - 9.6 mIU/mL
女性 成人閉経後:
  13.3 - 157.1 mIU/mL
月経周期に関連して下垂体前葉分泌されるホルモンで、月経異常や不妊症、二次性徴の早発や遅延の原因を調べる検査です。
TSH 甲状腺刺激ホルモン μIU/mL 0.500 - 5.000 μIU/mL (ECLIA)
脳の下垂体前葉から分泌され、甲状腺に対して刺激を与えて甲状腺ホルモンを分泌させる働きのある物質で、甲状腺ホルモン分泌の不足や過剰を鑑別する検査です。
free T4 遊離サイロキシン ng/dL 0.88 - 1.62 ng/dL (ECLIA)
甲状腺から分泌されるホルモンで、TSHと合わせて検査することで、甲状腺の機能状態を調べる検査です。
free T3 遊離トリヨードサイロニン pg/mL 2.33 - 4.00 pg/mL (ECLIA)
甲状腺から分泌されるホルモンで、TSHと合わせて検査することで、甲状腺の機能状態を調べる検査です。
サイログロブリン 甲状腺ホルモンに変化する前の物質で、甲状腺がんの有無やその増大度を調べる検査です。 ng/mL 2.0 - 37.7 ng/mL
TR-Ab (第3世代) 抗TSHレセプター抗体 IU/L 2.0 IU/L 未満
バセドウ病の鑑別診断や、抗甲状腺治療の中止時期判定に活用される検査です。
インスリン 血糖値を下げる働きのあるホルモンで、主に糖尿病の診断、治療、経過観察、治療薬剤の選択などの目的で検査されます。 μU/mL 2.1 - 19.0 μU/mL
C-ペプチド すい臓から分泌されるプロインスリンがインスリンに変化する際に生成されるタンパクで、膵臓の内分泌機能やインスリンの分泌状態を反映する検査です。 ng/mL 0.74 - 3.18 ng/mL
コルチゾール 副腎皮質から分泌される糖質コルチコイドと呼ばれる物質の一部で、副腎皮質に対して刺激を与えるホルモンとあわせて評価することによって、副腎や下垂体の働きが正常かを検査するものです。 μg/dL 5.00 - 18.00 μg/dL
テストステロン 副腎皮質から分泌されるホルモンで、男性では性腺機能、下垂体、腎臓の病気、女性では副腎の病気を調べる検査です。 ng/dL 男性:242.0 - 972.0 ng/dL
女性:10.0 - 75.0 ng/dL
E2 エストラジオール pg/mL 男性:
  8.5 - 48.0 pg/mL
女性 卵胞期:
  15.6 - 186.4 pg/mL
女性 排卵期:
  20.9 - 267.7 pg/mL
女性 黄体期:
  14.6 - 512.6 pg/mL
女性 閉経後:
  <2.0 - 47.3 pg/mL
女性 妊娠初期:
  448 - 3028 pg/mL
女性 妊娠中期:
  707 - 26743 pg/mL
女性 妊娠後期:
  9500 - 40542 pg/mL
月経周期と関連して分泌が増減するホルモンで、主に胎児の状態や胎盤の機能を調べる検査です。
プロジェステロン 月経周期の関連して卵巣と胎盤から産生され、黄体機能や胎盤機能を調節する働きのあるホルモンで、主に卵巣、胎盤、副腎の機能を調べる検査です。 ng/mL 男性:
  0.88 ng/mL 以下
女性 卵胞期:
  1.00 ng/mL 以下
女性 黄体期:
  15.50 ng/mL 以下
女性 閉経後:
  0.73 ng/mL 以下
女性 妊娠初期:
  2.16 - 54.89 ng/mL
女性 妊娠中期:
  18.01 - 82.26 ng/mL
女性 妊娠後期:
  60.00 - 316.52 ng/mL
インタクトHCG(αβ) ヒトじゅう毛性ゴナドトロピン(インタクト) mIU/mL 男性:
  0.5 mIU/mL 未満
女性 非妊婦:
  0.5 mIU/mL 未満
女性 妊婦 4~7週:
  2150 - 167000 mIU/mL
女性 妊婦 8~11週:
  25600 - 180000 mIU/mL
女性 妊婦 12~20週:
  7310.0 - 136000 mIU/mL
女性 妊婦 21~40週:
  1170.0 - 143000 mIU/mL
正常な胎盤で作られるホルモンで、妊娠初期から高値となる妊娠反応にも利用され、異常妊娠の診断や経過観察のほか、HCG産生腫瘍の腫瘍マーカーとしても用いられます。
トータルHCG(αβ+fβ) ヒトじゅう毛性ゴナドトロピン(トータル) mIU/mL 男性:
  0.5 mIU/mL 未満
女性 非妊婦:
  0.5 mIU/mL 未満
女性 妊婦 4~7週:
  1930.0 - 167000 mIU/mL
女性 妊婦 8~11週:
  25200 - 181000 mIU/mL
女性 妊婦 12~20週:
  6780.0 - 142000 mIU/mL
女性 妊婦 21~40週:
  1130.0 - 142000 mIU/mL
正常な胎盤で作られるホルモンですが、じゅう毛性疾患の検査やHCG産生腫瘍の腫瘍マーカーとしても用いられます。
NT-proBNP 脳性Na利尿ペプチド前駆体N端フラグメント pg/mL カットオフ 125 pg/mL
心臓から分泌されるホルモンで、心臓の機能が低下して心臓への負担が大きくなるほど多く分泌されるため、心不全の診断と重症度の判定に用いられる検査です。
BNP ヒト脳性Na利尿ペプチド pg/mL 18.4 pg/mL 以下
主に心臓の心室にて合成されるタンパクで、心不全の評価、心肥大、心筋障害の指標となる検査です。

患者番号生年月日
氏名性別
採取日時
結果コメント 依頼医師 オーダー日
検査種別 腫瘍関連抗原
受付日 材料 血液
受付番号 00010
検査項目 検査の概要 単位 基準値
AFP α-フェトプロテイン ng/mL 7.0 ng/mL 以下
本来は胎児期に産生され、健康な人にはほとんどみられないタンパクで、肝細胞がんの補助診断、治療効果判定、再発の指標などに用いられる検査です。
PIVKA-2 (腫瘍) ビタミンKが欠乏すると増加する異常なタンパクで、肝細胞がんなどの補助診断に用いられる検査です。 mAU/mL 33.3 mAU/mL 以下
CEA がん胎児性抗原 ng/mL 3.4 ng/mL 以下
胎児の時期に消化器粘膜で産生されるタンパクで、大腸がんをはじめとする腺がんなど、消化器系がんの補助診断を行う検査です。
CA19-9 すい臓がんや胆管がんなどの、消化器系がんの補助診断として用いられる検査です。 U/mL 37.0 U/mL 以下
CA125 卵巣がん、子宮がん、子宮内膜症などの補助診断、経過観察などに用いられる検査です。 U/mL 35.0 U/mL 以下
CA15-3 乳がんの補助診断や転移予知、術後のモニタリングなどを行うための検査です。 U/mL 25.0 U/mL 以下
CYFRA サイトケラチン19フラグメント、シフラ ng/mL 2.8 ng/mL 以下
肺がん(特にへん平上皮がん)の診断、治療効果、再発の指標に用いられる検査です。
NSE 神経特異エノラーゼ ng/mL 12.00 ng/mL 以下
肺小細胞がんや神経内分泌腫瘍の診断補助として用いられる検査です。
トータルPSA 前立腺特異抗原(トータル) ng/mL 3.530 ng/mL 以下
前立腺がんのスクリーニング、再発や転移の指標、治療効果判定などに有用な検査です。
フリーPSA
PSA F/T比
前立腺特異抗原(遊離型)
遊離型PSA比
ng/mL フリーPSA:*** ng/mL
PSA F/T比:25 % 以上
PSAのうち、タンパクに結合していない状態で存在している遊離型PSAを測定するもので、トータルPSAに対する比をとることによって、前立腺がんとほかの疾患との鑑別に有用な指標となります。
腫瘍関連抗原は、腫瘍マーカーとも呼ばれる検査で、体内に悪性腫瘍(がん)ができると、健康な時にはほとんど見られない特殊な物質が血液中に現れることがあり、それを検査することによって腫瘍の有無を推測する検査です。しかし、実際は腫瘍がないのに陽性になることもありますので、結果の解釈は必ず主治医の判断に従ってください。

患者番号生年月日
氏名性別
採取日時
結果コメント 依頼医師 オーダー日
検査種別 薬物血中濃度
受付日 材料 血液
受付番号 00010
検査項目 検査の概要 単位 基準値
タクロリムス(ECLIA) 免疫抑制薬 ng/mL 20.0 ng/mL 未満
シクロスポリン 免疫抑制薬 ng/mL trough 350 ng/mL 未満
peak 600 - 1200 ng/mL
フェニトイン 抗てんかん薬 μg/mL 10.0 - 20.0 μg/mL (KIMS)
カルバマゼピン 抗てんかん薬 μg/mL 4.0 - 12.0 μg/mL (KIMS)
バルプロ酸 抗てんかん薬 μg/mL 50.0 - 100.0 μg/mL (KIMS)
フェノバルビタール 抗てんかん薬 μg/mL 10.0 - 40.0 μg/mL
バンコマイシン 抗菌薬 μg/mL 10.0 - 20.0 μg/mL (KIMS)
テイコプラニン 抗菌薬 μg/mL 15.0 - 40.0 μg/mL
アミカシン 抗菌薬 μg/mL trough 4.0 未満
peak 41.0 - 60.0 μg/mL
ゲンタマイシン 抗菌薬 μg/mL trough 1.0 未満
peak 8.0 - 20.0 μg/mL
トブラマイシン 抗菌薬 μg/mL trough 1.00 未満
peak 8.00 - 20.00 μg/mL
ジゴキシン 強心薬 ng/mL 0.5 - 1.5 ng/mL
ジゴキシン急速飽和 強心薬 ng/mL 0.5 - 1.5 ng/mL
テオフィリン 気管支拡張薬 μg/mL 5.0 - 20.0 μg/mL (KIMS)
メトトレキサート 抗がん薬 μmol/L 24hr < 10.00 μmol/L
48hr < 1.00 μmol/L
72hr < 0.10 μmol/L
炭酸リチウム 向精神薬 mmol/L 0.3 - 1.2 mmol/L
ミコフェノール酸(MPA) 免疫抑制薬 μg/mL trough 1.0 - 3.0 μg/mL
AUC(0-12):30 - 60 /mL
サーティカン(エベロリムス) 免疫抑制薬 ng/mL 3.0 - 8.0 ng/mL
薬剤を投与する際には、その薬が最も効果的に働くための濃度が血中で維持されることが重要で、その用法や用量を調べるために検査が行われます。また、薬剤の血中での濃度が高すぎることによる副作用や中毒症状を抑えるためにも行われる検査です。
本来は体内に存在しない物質(薬物)を測定するので、「基準値」欄に記載されている数値は、その薬剤が最も効果を発揮するための「有効治療域」を示しております。

患者番号生年月日
氏名性別
採取日時
結果コメント 依頼医師 オーダー日
検査種別 尿定性
受付日 材料 随時尿
受付番号 00031
検査項目 検査の概要 単位 基準値
尿定性 ***
  色調 尿の色によって、尿中に含まれる成分を類推します。 淡黄色~黄褐色
  濁度 尿の濁り度合いによって、尿中に含まれる成分を類推します。 ***
  比重 尿が希釈されているか、濃縮されているかを類推する項目です。 1.002 - 1.045
  pH 体の酸塩基平衡状態(血液が酸性に傾いているかアルカリ性に傾いているか)の異常を類推する項目です。 4.5 - 8.5
  蛋白 腎臓の障害などで尿に必要以上のタンパクが出ているのを検出するもので、腎症の初期診断などに用いられます。 (-)
  糖 血液中の糖が尿中に排せつされたもので、糖尿病の初期診断に用いられます。 (-)
  潜血 尿に血が混じっている状態を検出するもので、腎臓や尿路の出血を伴う疾患の検出に用いられます。 (-)
  ウロビリノーゲン ビリルビンが腸内細菌によって分解されて生成されるもので、肝機能の初期診断に用いられます。 (Normal)
  ビリルビン 血液中のヘモグロビンが分解されてできる物質で、肝機能の初期診断に用いられます。 (-)
  ケトン体 栄養を十分に摂取できていない時に尿中に排せつされるもので、糖代謝異常の初期診断に用いられます。 (-)
  白血球 白血球に含まれている酵素を検出するもので、尿路感染症などの初期診断に用いられます。 (-)
  亜硝酸塩 硝酸塩が細菌によって還元されてできる亜硝酸塩を検出するもので、細菌の有無を調べて尿路感染などの初期診断に用いられます。 mg/dL ***
  クレアチニン 腎臓によってろ過されて、そのままあまり再吸収されずに尿中に排せつされるため、尿の希釈や濃縮の影響を取り除くための指標として用いられる項目です。 mg/dL *** mg/dL
  PC比 尿タンパクの値を尿クレアチニンの値を用いて補正したもので、腎疾患の初期診断に用いられます。 g/gCr 0.15 g/gCr 未満
  AC比 尿アルブミン値を尿クレアチニンの値を用いて補正したもので、腎疾患の初期診断に用いられます。 mg/gCr 30 mg/gCr 未満

患者番号生年月日
氏名性別
採取日時
結果コメント 依頼医師 オーダー日
検査種別 尿沈渣
受付日 材料 随時尿
受付番号 00031
検査項目 検査の概要 単位 基準値
尿沈渣 尿中の血球、上皮、円柱や細菌を検出して、腎・泌尿器系疾患を診断するための基本的な検査です。

患者番号生年月日
氏名性別
採取日時
結果コメント 依頼医師 オーダー日
検査種別 尿生化学検査
受付日 材料 随時尿
受付番号 00031
検査項目 検査の概要 単位 基準値
尿 尿酸 「プリン体」と呼ばれる物質が分解されたもので、腎機能低下によって尿酸の尿中への排せつが低下したり、悪性腫瘍の細胞崩壊によって大量の尿酸が産生されたりを反映する指標です。 mg/dL *** mg/dL
尿 クレアチニン 筋肉の発育と運動に関連して産生され、腎臓によってろ過されそのまま再吸収されずに尿中に排せつされる物質で、尿の希釈や濃縮の影響を取り除くための指標として用いられる項目です。 mg/dL *** mg/dL
尿 尿素窒素 アミノ酸の分解産物であるアンモニアが代謝されてできる物質で、尿への排せつ量によって腎機能を推測する検査です。 mg/dL *** mg/dL
尿 糖定量 血中のブドウ糖が、本来は腎臓でろ過されてから再び血中に吸収されるべきところ、その最大の再吸収できる度合いを超えて血糖値が上昇した場合に尿中に出現するブドウ糖を測定するもので、糖尿病の指標となる検査です。 mg/dL 2 - 20 mg/dL
尿 蛋白定量 健常人ではわずかにしか尿中に排せつされないタンパクの量を検査することによって、腎機能障害の指標とする検査であり、慢性腎臓病の重症度判定にも用いられます。 mg/dL *** mg/dL
尿 PC比 タンパク/クレアチニン 比 g/gCr 0.15 g/gCr 未満
尿の希釈や濃縮の影響によって、尿タンパクの値が変動するため、クレアチニン値で割ることによってその影響をなくすよう補正した計算値です。
尿 アルブミン 尿タンパクが陰性の時期に、尿中に排せつされるアルブミンを測定して初期の腎障害を診断することに有用で、慢性腎臓病の重症度判定にも用いられます。 mg/L *** mg/L
尿 AC比 アルブミン / クレアチニン 比 mg/gCr 30.0 mg/gCr 未満
尿の希釈や濃縮の影響によって、尿アルブミンの値が変動するため、クレアチニン値で割ることによってその影響をなくすよう補正した計算値です。
尿 NAG N-アセチル βーD-グルコサミニダーゼ U/L 男性:0.9 - 6.2 U/L
女性:0.7 - 4.9 U/L
腎臓の尿細管という部分に存在する酵素で、腎障害の指標となる検査です。
尿 アミラーゼ すい臓や唾液腺に含まれる消化酵素で、すい炎などによって血中アミラーゼが増加していることを反映します。 U/L 50 - 500 U/L
尿 Ca カルシウム mg/dL *** mg/dL
血液中のカルシウム濃度を調節する副甲状腺ホルモンなどの作用の異常や、骨や腎臓の異常を反映します。
尿 無機リン 無機リンの増減に関わる副甲状腺ホルモン作用の異常や、骨や腎臓の異常を反映する検査です。 mg/dL *** mg/dL
尿 マグネシウム 血液中のマグネシウムが尿中へ排せつされるのを測定するもので、腎症や甲状腺機能の指標となる検査です。 mg/dL *** mg/dL
尿 Na ナトリウム mmol/L *** mmol/L
電解質バランスを確認する検査で、腎臓でのナトリウムの再吸収を反映し、細胞外液量の推測に有用です。
尿 K カリウム mmol/L *** mmol/L
電解質バランスを確認する検査で、腎臓でのカリウム排せつ状態の推測に有用です。
尿 Cl クロール mmol/L *** mmol/L
電解質バランスを確認する検査で、腎臓でナトリウムとともに再吸収されるもので、細胞外液量の推測に有用です。
尿 浸透圧 尿を濃縮したり希釈したりする腎臓の機能を反映する指標です。 mOsm/kg・H2O 50 - 1300 mOsm/kg・H2O

患者番号生年月日
氏名性別
採取日時
結果コメント 依頼医師 オーダー日
検査種別 便一般検査
受付日 材料 便
受付番号 00210
検査項目 検査の概要 単位 基準値
ヘモグロビン[便]
  便Hb 数値
  便Hb 判定
消化管の潰瘍、腫瘍、炎症、出血などを確認するための検査です。 ng/mL 100 ng/mL 未満
陰性

患者番号生年月日
氏名性別
採取日時
結果コメント 依頼医師 オーダー日
検査種別 時間外検査(免疫)
受付日 材料 血液
受付番号 00010
検査項目 検査の概要 単位 基準値
緊 トロポニンT 急性心筋梗塞の診断に用いる検査で、高度の腎不全や骨格筋障害でも高値となります。 ng/mL 0.014 ng/mL 以下