Department of Clinical Laboratory, Kyoto University Hospital

[6075 / 2B280]
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2.血液学的検査 >> 2B.凝固・線溶関連検査>>2B280 α2プラスミンインヒビター・プラスミン複合体(PIC)

α2プラスミンインヒビター・プラスミン複合体(PIC)

alpha2 plasmin inhibitor, plasmin complex

連絡先:3482

JAB

検査項目概要

項目名
項目コード
実施料
診療報酬区分
判断料区分
検査材料
必要量
保存方法
安定性
【検査方法】
基準値(単位)
所要日数
6075
α2プラスミンインヒビター・プラスミン複合体(PIC)
2B280-0000-022-052

150 点
D006(21)
判:血液
125点
包括
採取材料
B2血液2 mL
測定材料血漿
採取量過不足不可
採取容器違い不可
保存方法安定性
-血漿 C-Na-凍結--凝固遠心

【CLEIA】

[基準値設定材料:血液]

α2プラスミンインヒビター・プラスミン複合体(PIC):0.8 未満

(μg/mL)

当日報告

ISO15189認定範囲

RML00280 非基幹項目 (2019年10月26日 改定)
プラスミン・プラスミンインヒビター複合体 (PIC)
臨床検査室 認定証
(認定証は日本適合性認定協会webページにて検索できます)

患者同意について


検査結果に影響を与える臨床情報
検査結果に影響を与えるような患者の臨床的な状態(服用中の薬剤や何らかの医療的処置など)があれば示します.

線溶系優位のDICによるPICの上昇は, 肝硬変やステロイド投与時など網内系機能低下時には, 軽度増加にとどまることがあります. PIC高値:血栓溶解療法(t-PA/u-PA)

オーダー画面

オーダー ⇒ 検査オーダー ⇒ 検体検査 ⇒ 平日時間内 ⇒ ⇒ 分野別 ⇒ 血液検査・凝固検査
オーダー ⇒ 検査オーダー ⇒ 検体検査 ⇒ 平日時間内 ⇒ ⇒ ⇒ 血液検査

オーダーボタン名(検体)

PIC

検査予約

当日報告が必要な検体を16時30分以降に提出する場合はあらかじめ要連絡

生理検査予約枠

予約枠

至急オーダー


検査オーダーに関する注意事項


検査オーダーに関連する文書


患者の検査前準備


検体採取のタイミング


ラベル見本(検体)(単項目オーダー時)

キョウダイ タロウ
80 N60
barcode
ギョウコH .
09.03 @
血液
中検 **-****-02064*
B2 2ml **-***-***

ラベル見本(微生物)(単項目オーダー時)


採取容器・検査材料

採取材料情報測定材料情報
記号 写真 添加物(キャップ色等) 採取材料 採取量 測定材料 必要量
B2
サムネイル 3.2%クエン酸ナトリウム(黒) 血液 2 mL 血漿

採取容器について


検体採取について

採取量厳守(3.2%クエン酸ナトリウム1容に対して, 血液(全血)9容にて採取)

採取後検体の取扱い

室温保存

検体搬送について

採取後ただちに搬送

採取検体の保存条件

検体状態 保存条件1 保存条件2 保存条件3
温度 安定性 温度 安定性 温度 安定性
血漿(凝固用遠心機)(クエン酸Na入り) -血漿 C-Na-凍結--凝固遠心
色付きの温度は第一選択の保存条件です.

受入不可基準
検体が検査結果に影響を与えるような状態で提出された場合は受入不可基準に合致することとなりますが, 再採血の可否や臨床的な状態によっては, 検体を受け入れて参考値報告とする場合もあります.

溶血 検体凝固 強乳び 採取量
過不足
採取容器
違い
尿材料
違い
冷蔵保存
なし
遮光保存
なし
開栓 黄疸
      不可 不可          

検査に要する時間(生理検査)


再検査・追加検査の対応可能日数

検体採取当日のみ

検体採取に関する注意事項・検査の実施に関する注意事項


検査機器

HISCL-800(シスメックス)

検査所要日数
検体採取(検体検査)もしくは検査の実施(生理検査)から検査結果報告までに要する日数です(土日祝日を除いた日数).

当日報告

まいこネット開示までに要する所要日数の目安(Learn More)

翌日

検査部門・委託先

中央診療棟2階 中央検査室  

検査結果報告について


生物学的基準範囲 または 臨床判断値(Learn More)
生物学的基準範囲・臨床判断値 および 検査方法の変更履歴です. 両者が変更となる場合も, 基準範囲のみ もしくは 検査方法のみが変更となる場合もあります.
臨床判断値には本来, 診断閾値・治療閾値・予防医学閾値が含まれますが, そのうち治療閾値については, 緊急異常値として別項に記載します.

期間 / 年齢
基準値設定材料血液
検査方法化学発光酵素免疫測定法 (CLEIA)
  男性女性単位
00α2プラスミンインヒビター・プラスミン複合体(PIC)0.8 未満0.8 未満μg/mL
基準値設定材料
検査方法
  男性女性単位
基準値設定材料
検査方法
  男性女性単位
基準値設定材料
検査方法
  男性女性単位
基準値設定材料
検査方法
  男性女性単位
基準値設定材料
検査方法
  男性女性単位
基準値設定材料
検査方法
  男性女性単位
基準値設定材料
検査方法
  男性女性単位

基準値情報



緊急異常値(Learn More)
検体検査の場合は, 電子カルテシステムの結果参照画面にて強調表示となる検査結果の基準です(赤は高値・青は低値).

            

表. KINGの結果参照画面で赤背景・青背景で表示される緊急異常値
高値 低値
   

電話連絡対応(Learn More)
緊急異常値など診療科に電話で検査結果をお伝えする基準です. 臨床的な状態や前回値との比較などによって, 適宜電話連絡を省略することもあります.

 
 
 
 
 
 
 
 

臨床的意義

  組織プラスミノゲンアクチベータ (t-PA) によりプラスミノゲンが活性化されて生じたプラスミンは, 生理的な線溶阻止因子であるα2プラスミンインヒビター (プラスミンインヒビター) と即時的に1:1の結合をして失活し, この複合体をα2プラスミンインヒビター・プラスミン複合体 (PIC) という. プラスミンは非常に短時間に血中から消失するので, α2プラスミンインヒビターの阻止能を超えるほど大量にプラスミンが生じないと, プラスミンそのものを測定することは困難である.
  正常血漿中にはPICはほとんど検出されないので, 高値の場合には血中にプラスミンが生成していること, すなわち線溶系の亢進を意味する. PICは生理活性が無く血中半減期もおよそ6時間と短いので, 必ずしも病勢と数値が相関するとは限らないが, 高値が続く場合には, 少なくとも広範囲の持続的な線溶亢進状態が考えられる. PICは線溶亢進状態を早期に診断するための重要な分子マーカーの一つである.

異常値を示す病態・疾患

高値
播種性血管内凝固症候群 (DIC) などの線溶亢進状態や血栓溶解療法下の状態. また動脈血栓症, 悪性腫瘍, 血管病変 (大動脈瘤や血管炎) などでも病巣が広範囲であれば高値になりやすい.

関連検査項目

参考文献 (緑ブラウザからPubMedにはアクセスできません)

  • 最新 臨床検査項目辞典 第1版: 2008

  • 診療報酬

    区分名称点数
    D006出血・凝固検査
    D00621プラスミン・プラスミンインヒビター複合体(PIC)150 点
    D0263血液学的検査判断料125点
    包括(出血・凝固検査):3項目又は4項目530点
    包括(出血・凝固検査):5項目以上722点
     
     

    標準コード(JLAC10)(Learn More)
    日本臨床検査医学会から提示されている標準コード・標準名称です.

    1 分析物2B280α2プラスミンインヒビター・プラスミン複合体(PIC)
    識別0000
    材料022血漿
    測定法052化学・生物発光イムノアッセイ(CLEIA)
    結果識別0100

    標準コード(JLAC11)(Learn More)
    日本臨床検査医学会から提示されている標準コード・標準名称です.

    1 測定物
    識別
    材料
    測定法
    結果単位

    連携情報

     

    検査部内限定ファイル


    変更履歴


    Ver. 文書更新日
    変更適用日
    内容
    1 2008/04/01
    (2008/04/01~)
    制定
    2 2012/02/01
    (2012/02/01~)
    院内検査開始
    • 検査場所: [院内測定] ← [外部委託]

    [announce:2012-CL003](学内環境限定)

    3 2012/11/18
    (2013/11/18~)
    検体ラベル印字内容を変更
    • 検体ラベル印字内容: [(印字なし)] ← [冷]

    [announce:2013-CL018](学内環境限定)

    4 2016/04/25
    (2016/04/01~)
    平成28年度診療報酬改定
    5 2018/04/06
    (2018/04/01~)
    平成30年度診療報酬改定
    6 2020/01/08
    (2020/01/08~)
    検体保存方法・臨床的意義修正
    7 2020/04/02
    (2020/04/01~)
    令和2年度診療報酬改定
    8 2022/03/09
    (2021/12/09~)
    採取名称部分に検体搬送先を印字
    • 採取名称: [中検] ← [凝固]

    (案内文)
    [announce:6946](学内環境限定)

    9 2022/03/19
    (2021/12/27~)
    採取容器変更
    • 採取容器: [B2] ← [B]

    (案内文)
    [announce:7012](学内環境限定)

    10 2022/04/06
    (2021/06/25~)
    検査室名称を変更
    • 検査室名称: [中央診療棟2階 中央検査室] ← [中央診療棟2階 検査部(検体検査)]

    (案内文)
    [announce:6191](学内環境限定)

    11 2022/04/07
    (2022/01/04~)
    検査機器変更
    • 検査機器: [HISCL-800] ← [HISCL2000i]

    12 2022/08/01
    (2022/04/01~)
    令和4年度診療報酬改定
    13 2022/12/01
    (2022/12/01~)
    受入不可基準などについて全面改訂
    14 2024/06/04
    (2024/06/01~)
    令和6年度診療報酬改定