最新の臨床検査をリードし、患者さんの健康増進に貢献する京都大学医学部附属病院 検査部

京都大学医学部附属病院 検査部 Department of Clinical Laboratory, Kyoto University Hospital

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検査部のご案内組織紹介

微生物検査室

微生物検査室

微生物検査部門は、感染症の原因微生物の検出が主な業務であり、一般細菌、抗酸菌、真菌、肝炎ウイルス遺伝子定量検査、迅速抗原検出検査等を行っています。2011年の実績を挙げますと、一般細菌培養検査(真菌検索含む)約32,000件、抗酸菌培養検査約5,000件、肝炎ウイルス遺伝子定量検査約2,000件、迅速抗原検出検査約9,000件でした。これらの検査業務に加えて、Infection Control Team(ICT)のメンバーとして、感染症サーベイランスデータの作成等、院内感染対策活動にも積極的に関わっています。

また、私たちは感染制御部医師と共に「マイクロラウンド」を毎週実施しています。これは、血液培養陽性症例についてグラム染色結果から起炎菌を推定し、ディスカッションを行うものです。研修医、医学部医学科・人間健康科学科の学生も共に参加し、臨床症例を微生物学的な視点から学べる場となっています。

高度先端医療を提供する京大病院では、医療関連感染を起こしやすい免疫力の低下した患者さんが多く入院されています。医療技術の進歩と共に、感染制御・防止対策はますます重要性を増しています。当部門スタッフは、感染制御部と密接に連携し、患者さんに安心かつ信頼される病院の基盤づくりを担っています。

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