HbA1c国際標準化に伴う表示の変更について
糖尿病・栄養内科長 稲垣暢也
検査部長 一山 智
直近1~2ヶ月間の血糖状態を反映する指標として用いられているHbA1cにつきまして、 従来までのJapan Diabetes Society(JDS)値から、我が国以外のほとんどの国で 用いられているNational Glycohemoglobin Standardization Program(NGSP)値に 全国的に移行となります。日常臨床における移行日は平成24年4月1日で、 従来のHbA1c(JDS)値と比べ、変更後のHbA1c(NGSP)値は約0.4%高い値となります。
ただ、血糖状態の「良」以上のコントロール指標もこれまでの「HbA1c(JDS)6.5%未満」 よりも0.4%高い「HbA1c(NGSP)6.9%未満」となりますので、仮にHbA1c(NGSP)値が 従来のHbA1c(JDS)値から0.4%上昇しても血糖コントロールが悪化したのではないことを ご留意いただきますようお願いいたします。
経緯の詳細に関しましては日本糖尿病学会ホームページをご参照ください。
当院におきましては、平成24年3月31日以降、電子カルテ上のHbA1c検査結果表示は、当面の間、 上段にHbA1c(NGSP)値(国際標準化された新しい値)、下段にHbA1c(JDS)値(従来値)を 併記する形で表示致します。
なお、国際標準化のためのHbA1c表記変更は、段階的に進められてきており、 英文論文・海外学会発表に関しては既に平成22年7月1日から変更開始となっております。
●項目の詳細はこちら
グリコヘモグロビン分画
以上


