検査項目概要
ISO15189認定範囲
RML00280 基幹項目 (2019年10月26日 改定)
尿中一般物質定性半定量検査 (比重, pH, 蛋白定性, グルコース, ウロビリノゲン, ビリルビン, ケトン体, 潜血反応, 試験紙法による尿細菌検査 (亜硝酸塩), 試験紙法による白血球検査 (白血球エステラーゼ))
臨床検査室 認定証
(認定証は
日本適合性認定協会webページにて検索できます)
臨床的意義
尿検査は代表的な無侵襲検査である. なかでも尿定性・半定量試験紙法(尿試験紙法)は, 検体の採取が容易であること, 操作が簡便であること, さらに安価で多項目を同時測定できることから, 最も一般的なスクリーニング検査として広く実施され, 今では必要不可欠な検査となっている. 尿試験紙法は患者の病態を推測する検査として, 臨床の場において主に次の3通りの利用方法(検査目的)があると考えられる.
1)初診の患者や健康診断による病気を推測するためのスクリーニング検査としての利用.
2)治療中の患者における病態変化を把握するための利用. 検査結果の変動によって治療方法を変更する場合もある.
3)投与薬剤における副作用のスクリーニング検査としての利用. 薬剤によっては腎障害や肝障害, また横紋筋融解症などを起こす場合がある.
以上のことにより, 尿試験紙法は検査目的によって結果の解釈が変化する.
内容削除
異常値を示す病態・疾患
内容削除
関連検査項目
参考文献