Department of Clinical Laboratory, Kyoto University Hospital

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5.免疫学的検査 >> 5F.ウイルス感染症検査>>5F455 HTLV-1プロウイルス定量

連絡先:3664

JAB
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改訂・追加の理由

検査項目概要

項目名
項目コード
実施料
診療報酬区分
判断料区分
検査材料
必要量
保存方法
安定性
【検査方法】
基準値(単位)
所要日数
0834
HTLV-1プロウイルス定量
[末梢血][骨髄液][他材料]
5F455-1441-019-862
5F455-1441-046-862
5F455-1441-099-862
2,100 点
D006-2()
判:遺伝子
100点
採取材料
D5血液5 mL
測定材料DNA

採取材料
骨髄液1 mL
測定材料DNA

採取材料
その他材料2 mL
測定材料DNA
検体凝固不可
採取量過不足不可
採取容器違い不可
冷蔵保存なし不可
開栓不可
保存方法安定性
-全血 E-2K-冷蔵--3 日
-骨髄液-冷蔵--3 日

【リアルタイムPCR】

[基準値設定材料:血液]

検出感度:2

(copies/10ngDNA)

2~3日

ISO15189認定範囲

RML00280 非基幹項目 (2019年10月26日 改定)
造血器腫瘍遺伝子検査
臨床検査室 認定証
(認定証は日本適合性認定協会webページにて検索できます)

患者同意について


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検査結果に影響を与える臨床情報
検査結果に影響を与えるような患者の臨床的な状態(服用中の薬剤や何らかの医療的処置など)があれば示します.


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オーダー画面


オーダー ⇒ 検査オーダー ⇒ 検体検査 ⇒ 平日時間内 ⇒ ⇒ 染色体・遺伝子検査(造血器) ⇒ 【骨髄液】造血器腫瘍遺伝子オーダー ⇒ 検査オーダー ⇒ 検体検査 ⇒ 平日時間内 ⇒ ⇒ 染色体・遺伝子検査(造血器) ⇒ 【末梢血】造血器腫瘍遺伝子オーダー ⇒ 検査オーダー ⇒ 検体検査 ⇒ 平日時間内 ⇒ ⇒ 染色体・遺伝子検査(造血器) ⇒ 【他材料】造血器腫瘍遺伝子
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オーダーボタン名

HTLV-1定量
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HTLV-1定量
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HTLV-1定量
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検査予約

16時30分以降に検体提出する場合は, あらかじめ連絡をお願いします.
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生理検査予約枠

予約枠

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内容削除

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至急オーダー

不可
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検査オーダーに関する注意事項


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検査オーダーに関連する文書


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患者の検査前準備


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検体採取のタイミング


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ラベル見本(検体)(単項目オーダー時)

ホンバン テスト
800
  N60
      barcode
 
HTLV-1テイリ
ョウ.
ヘパリン
シリンジ
10.31 @
骨髄液
遺伝子   **-****-31002*
2ml   **-***-***
ホンバン テスト
800
  N60
      barcode
 
HTLV-1テイリ
ョウ.
10.31 @
血液
遺伝子   **-****-31002*
D5 5ml   **-***-***
ホンバン テスト
800
  N60
      barcode
 
HTLV-1テイリ
ョウ.
10.31 @
その他
遺伝子   **-****-31002*
2ml   **-***-***

ラベル見本(微生物)(単項目オーダー時)


採取容器・検査材料

採取材料情報測定材料情報
記号 写真 添加物(キャップ色等) 採取材料 採取量 測定材料 必要量
D5
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サムネイル EDTA-2K(赤)
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血液
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5 mL
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DNA
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内容削除
サムネイル ヘパリン加シリンジ
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骨髄液
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1 mL
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DNA
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内容削除

内容削除
サムネイル  
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その他材料
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2 mL
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DNA
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採取容器について


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検体採取について

凝固検体は検査不可
外来処置室において骨髄採取時は, 採取終了次第要電話連絡
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採取後検体の取扱い

氷冷保存
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検体搬送について

氷冷搬送
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採取検体の保存条件

検体状態 保存条件1 保存条件2 保存条件3
温度 安定性 温度 安定性 温度 安定性
全血(EDTA-2K入り)
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-全血 E-2K-冷蔵--
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3 日
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内容削除
 
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内容削除
 
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骨髄液
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-骨髄液-冷蔵--
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3 日
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内容削除
 
内容削除

内容削除
 
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内容削除

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内容削除

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内容削除

内容削除

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内容削除

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色付きの温度は第一選択の保存条件です.

受入不可基準
検体が検査結果に影響を与えるような状態で提出された場合は受入不可基準に合致することとなりますが, 再採血の可否や臨床的な状態によっては, 検体を受け入れて参考値報告とする場合もあります.

溶血 検体凝固 強乳び 採取量
過不足
採取容器
違い
尿材料
違い
冷蔵保存
なし
遮光保存
なし
開栓 黄疸
 
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不可
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内容削除
不可
内容削除
不可
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内容削除
不可
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内容削除
不可
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0

検査に要する時間(生理検査)


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再検査・追加検査の対応可能日数


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検体採取に関する注意事項・検査の実施に関する注意事項

末梢血の抗凝固剤にはEDTAを使用してください.
検体の長時間放置によりDNAが劣化します.

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検査機器

StepOnePlusリアルタイムPCRシステム
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検査所要日数
検体採取(検体検査)もしくは検査の実施(生理検査)から検査結果報告までに要する日数です(土日祝日を除いた日数).

2~3日
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まいこネット開示までに要する所要日数の目安(Learn more)

3~4日
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検査部門・委託先

中央診療棟2階 遺伝子検査室  
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検査結果報告について

検出感度以下でも増幅を認めた場合, 実測値を参考報告します.
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生物学的基準範囲 または 臨床判断値(Learn More)
生物学的基準範囲・臨床判断値(診断閾値・治療閾値・予防医学閾値)および検査方法変更の履歴です. 両者が変更となる場合も, 基準範囲のみ もしくは 検査方法のみが変更となる場合もあります.

期間 / 年齢
基準値設定材料血液
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検査方法リアルタイムPCR法
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  男性女性単位

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検出感度
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2
内容削除
2
内容削除
copies/10ngDNA
内容削除
基準値設定材料血液
検査方法リアルタイムPCR法
  男性女性単位
基準値00copies/10ngDNA
検出感度22copies/10ngDNA
基準値設定材料血液
検査方法
  男性女性単位
基準値0.01 未満0.01 未満% (SYK比)
検出感度0.010.01% (SYK比)
基準値設定材料
検査方法
  男性女性単位
基準値設定材料
検査方法
  男性女性単位
基準値設定材料
検査方法
  男性女性単位
基準値設定材料
検査方法
  男性女性単位
基準値設定材料
検査方法
  男性女性単位

基準値情報

HTLV-1キャリア症例では100~1,000 copy/10ng DNA(末梢血, 骨髄), ATL症例では1,000~10,000 copy/10ng DNA(末梢血, 骨髄), HAM症例では100 copy/10ng DNA(末梢血)を指標としている. ATL症例については, 治療効果の評価として定期的(数ヶ月~1年に一度)に検査を行う.
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薬理遺伝学的検査の解釈


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    結果薬物代謝への影響

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  • 内容削除

    結果薬物代謝への影響

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緊急異常値(Learn More)
検体検査の場合は, 電子カルテシステムの結果参照画面にて強調表示となる検査結果の基準です(赤は高値・青は低値).

 
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表. KINGの結果参照画面で赤背景・青背景で表示される緊急異常値
高値 低値
 
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電話連絡対応基準(Learn More)
緊急異常値など診療科に電話で検査結果をお伝えする基準です. 臨床的な状態や前回値との比較などによって, 適宜電話連絡を省略することもあります.

 
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基準範囲関連画像

臨床的意義

  HTLV-1 (ヒトTリンパ球好性ウイルス)-1は成人T細胞白血病 (adult T-cell leukemia ; ATL), HAM(HTLV-1 associated myelopathy)の原因ウイルスである. ヒトT細胞に感染後, プロウイルスDNAの形で組み込まれHTLV-1キャリアとなり, リンパ球中のプロウイルスDNAにより伝播する. 母児感染 (母乳), 夫婦間(精液)感染が主体であるが, 輸血などによる水平感染もある. 疫学的には地域特異性があり, 日本南西部・カリブ海沿岸やアフリカにキャリアが高頻度にみられ, これらに一致してATLが発症しているが, 発症率は低く多くは不顕性感染である. HTLV-1抗体陽性者は, HTLV-1キャリアであり, 感染源であることから, ほかのレトロウイルス感染症と同様に抗体検査は重要な意義を持つ. しかし, 抗体価が低いか, 非特異反応が強くて, 抗体検査だけでは判定が困難な場合があり, この場合, PCR法によるHTLV-1プロウイルスの証明が必要となる.
  HTLV-1はenvと3’long terminal repeat(LTR)の間にpXと名付けられた特異な領域が含まれる. pX領域にはtax, rex, p21, p30, HBZなどさまざまな調節遺伝子がコードされており, 感染細胞の増殖機構や腫瘍化の重要な担い手と考えられている. PCR法では, 通常プライマーをpX領域に設定することで, HTLV-1プロウイルスDNAを高感度に検出する.
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異常値を示す病態・疾患


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関連検査項目

参考文献

  • 臨床検査法提要 改訂第33版 (金原出版): 1100-1101

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    診療報酬

    区分名称点数
    D006-2
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    2,100 点
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    D026
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    2
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    遺伝子関連・染色体関連検査判断料
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    100点
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    標準コード(JLAC10/JLAC11)(Learn more)
    日本臨床検査医学会から提示されている標準コード・標準名称です.

      コード
    分析物 5F455
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    HTLV-1プロウイルス
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    分析物
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    分析物
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    内容削除
    分析物
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    内容削除
    識別
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    材料1
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    内容削除
    材料2
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    材料3
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    内容削除
    材料4
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    内容削除
    測定法
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    内容削除
     コード名称
    測定物
    測定物
    測定物
    測定物
    測定物
    測定物
    測定物
    測定物
    測定物
    測定物
    識別
    材料
    測定法

    連携情報

     

    検査部内限定ファイル


    変更履歴


    Ver. 文書更新日
    変更適用日
    内容
    1
    2009/06/30
    2009/07/01
    新規作成・KINGオーダリング開始
    [announce:2009-CL008](院内環境限定)

    2
    2014/04/01
    2014/04/01
    報告項目削除(SYK比)

    3
    2016/04/25
    2016/04/01
    平成28年度診療報酬改定

    4
    2017/08/29
    2017/04/25
    検出感度修正
    [announce:12520](院内環境限定)

    5
    2017/11/20
    2017/11/15
    オーダー画面変更

    6
    2017/12/04
    2017/12/04
    臨床的意義・参考文献追加

    7
    2018/04/06
    2018/04/01
    平成30年度診療報酬改定

    8
    2019/03/04
    2019/03/04
    採取検体の保存条件・検体受入不可基準を追記

    9
    2020/04/02
    2020/04/01
    令和2年度診療報酬改定

    10
    2022/03/09
    2021/12/09
    採取名称部分に検体搬送先を印字
    • 採取名称: [遺伝子] ← [造血器]

    (案内文)
    [announce:6946](院内環境限定)

    11
    2022/03/19
    2021/12/27
    採取容器変更
    • 採取容器: [D5] ← [Z]

    (案内文)
    [announce:7012](院内環境限定)

    12
    2022/04/06
    2021/06/28
    検査場所を変更
    • 検査場所: [遺伝子検査室] ← [中央診療棟2階 検査部(検体検査)]


    13
    2022/05/25
    2022/01/04
    検査材料を統合(0834010/0834090/0834100/0834120/0834130/0834200/0834240)
    • 項目コード: [0834] ← [0834010/0834090/0834100/0834120/0834130/0834200/0834240]


    14
    2022/08/01
    2022/04/01
    令和4年度診療報酬改定

    15
    2022/12/01
    2022/12/01
    受入不可基準などについて全面改訂

    16
    2024/06/04
    2024/06/01
    令和6年度診療報酬改定