Department of Diagnostic Pathology, Kyoto University Hospital

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Ver.16
8.その他の検体検査 >> 8C.遺伝子関連検査>>8C051 EGFR遺伝子変異(erbB)[組織] [リアルタイムPCR法](院内検査)

連絡先:3491・3488(診断)

JAB
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改訂・追加の理由

検査項目概要

項目名
項目コード
実施料
診療報酬区分
判断料区分
検査材料
必要量
保存方法
安定性
【検査方法】
基準値(単位)
所要日数
tc13_8c051pcr
EGFR遺伝子変異(erbB)[組織]
[リアルタイムPCR法](院内検査)
8C051-0000-070-862

2,500 点
D004-2(1イ(1))
判:遺伝子
100点
採取材料
病理組織 
測定材料 
保存方法安定性
 

【リアルタイムPCR】

[基準値設定材料:]

EGFR遺伝子変異(erbB)[組織]:***

((単位なし))

7~10日

ISO15189認定範囲

RML00280 非基幹項目 (2019年10月26日 改定)
悪性腫瘍遺伝子検査 (EGFR遺伝子検査 (リアルタイムPCR法))
臨床検査室 認定証
(認定証は日本適合性認定協会webページにて検索できます)

患者同意について


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検査結果に影響を与える臨床情報
検査結果に影響を与えるような患者の臨床的な状態(服用中の薬剤や何らかの医療的処置など)があれば示します.


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オーダー画面


オーダー ⇒ 検査オーダー ⇒ 病理検査 ⇒ H組織診 ⇒ 遺伝子
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オーダー ⇒ 検査オーダー ⇒ 病理検査 ⇒ H持参標本組織診 ⇒ 遺伝子
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オーダーボタン名

肺EGFR遺伝子(院内)
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検査予約

不要
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生理検査予約枠

予約枠

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至急オーダー

不可
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検査オーダーに関する注意事項


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検査オーダーに関連する文書


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患者の検査前準備


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検体採取のタイミング


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ラベル見本(検体)(単項目オーダー時)

ホンバン テスト
800
  N60
        barcode
 
EGFRイデンシ
(ハイ)
病理部へ
搬送
10.31 @
組織
病理部   **-****-50004*
ビ 1ml   **-***-***

ラベル見本(微生物)(単項目オーダー時)


採取容器・検査材料

採取材料情報測定材料情報
記号 写真 添加物(キャップ色等) 採取材料 採取量 測定材料 必要量
病理
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サムネイル  
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組織
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内容削除
 
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採取容器について


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検体採取について


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採取後検体の取扱い

検体採取後は可及的速やかに10%中性緩衝ホルマリンに浸漬させる必要があります.
手術材料は, すぐに固定できない場合は冷蔵(4℃)保存し, 約3時間以内に固定を行う必要があります.
DNA抽出には, 5 μmに薄切したFFPEで, 少なくとも腫瘍の割合が10%以上の切片を用います. 腫瘍の割合が10%未満の場合は, マイクロダイセクションを行い, 腫瘍の割合を高めた後DNA抽出を行いますが, 腫瘍量が極めて少ない場合には検査不可となります.
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検体搬送について


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採取検体の保存条件

検体状態 保存条件1 保存条件2 保存条件3
温度 安定性 温度 安定性 温度 安定性
 
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色付きの温度は第一選択の保存条件です.

受入不可基準
検体が検査結果に影響を与えるような状態で提出された場合は受入不可基準に合致することとなりますが, 再採血の可否や臨床的な状態によっては, 検体を受け入れて参考値報告とする場合もあります.

溶血 検体凝固 強乳び 採取量
過不足
採取容器
違い
尿材料
違い
冷蔵保存
なし
遮光保存
なし
開栓 黄疸
 
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腫瘍細胞率が極めて少ない検体

検査に要する時間(生理検査)


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再検査・追加検査の対応可能日数


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検体採取に関する注意事項・検査の実施に関する注意事項

生検やセルブロックなどの検体で, 腫瘍の割合が極めて少ない(HE標本上で腫瘍の割合が10%未満)場合, 試料中に標的DNAが存在しても最小検出感度以下である場合には陰性と判定されることがあります.
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検査機器

遺伝子解析装置 コバス z480
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検査所要日数
検体採取(検体検査)もしくは検査の実施(生理検査)から検査結果報告までに要する日数です(土日祝日を除いた日数).

7~10日
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まいこネット開示までに要する所要日数の目安(Learn more)

開示なし
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検査部門・委託先

中央診療棟2階 病理部  
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検査結果報告について


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生物学的基準範囲 または 臨床判断値(Learn More)
生物学的基準範囲・臨床判断値(診断閾値・治療閾値・予防医学閾値)および検査方法変更の履歴です. 両者が変更となる場合も, 基準範囲のみ もしくは 検査方法のみが変更となる場合もあります.

期間 / 年齢
基準値設定材料
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検査方法リアルタイムPCR法
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  男性女性単位

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EGFR遺伝子変異(erbB)[組織]
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***
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***
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(単位なし)
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基準値設定材料
検査方法PCR-SSCP法
  男性女性単位
EGFR遺伝子変異(erbB)[組織]******(単位なし)
基準値設定材料
検査方法
  男性女性単位
基準値設定材料
検査方法
  男性女性単位
基準値設定材料
検査方法
  男性女性単位
基準値設定材料
検査方法
  男性女性単位
基準値設定材料
検査方法
  男性女性単位
基準値設定材料
検査方法
  男性女性単位

基準値情報

コバスEGFR変異検出キットv2.0を用いて, FFPEから抽出したゲノムDNA中の上皮成長因子受容体(EGFR)遺伝子のエクソン18, 19, 20及び21中の変異を検出します.
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薬理遺伝学的検査の解釈


  • 内容削除

    結果薬物代謝への影響

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    内容削除

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    内容削除

    内容削除

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    結果薬物代謝への影響

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緊急異常値(Learn More)
検体検査の場合は, 電子カルテシステムの結果参照画面にて強調表示となる検査結果の基準です(赤は高値・青は低値).

 
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表. KINGの結果参照画面で赤背景・青背景で表示される緊急異常値
高値 低値
 
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電話連絡対応基準(Learn More)
緊急異常値など診療科に電話で検査結果をお伝えする基準です. 臨床的な状態や前回値との比較などによって, 適宜電話連絡を省略することもあります.

 
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基準範囲関連画像

臨床的意義

  EGFR遺伝子変異の検出はゲフィチニブ, エルロチニブ塩酸塩, アファチニブマレイン酸塩, オシメルチニブメシル酸塩及びダコミチニブ水和物の非小細胞肺癌患者への適応を判定することを目的として用いる.

オシメルチニブメシル酸塩の臨床成績概略
国際共同第Ⅲ相試験(AURA3試験)
EGFRチロシンキナーゼ阻害薬による治療後に病勢進行したEGFRT790M変異(注1)陽性(注2)の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌患者(注3)419例(本剤群279例, 化学療法群140例)(日本人63例[本剤群41例, 化学療法群22例])を対象として, 本剤80mgと化学療法(ペメトレキセドナトリウム水和物及び白金系抗悪性腫瘍剤の併用投与)の有効性及び安全性を比較する国際共同第Ⅲ相非盲検無作為化試験が実施された. 主要評価項目である主治医判定による無増悪生存期間(中央値[95%信頼区間])の結果は, 本剤群で10.1[8.3~12.3]ヵ月, 化学療法群で4.4[4.2~5.6]ヵ月であった(ハザード比[95%信頼区間]:0.30[0.23~0.41], p<0.001)(2016年4月15日カットオフデータに基づく集計).

(注1)EGFR遺伝子の活性型変異が腫瘍組織検体で確認され, かつ, EGFRチロシンキナーゼ阻害薬による一次治療後に病勢進行が確認された後に, エクソン20の変(T790M)が認められた患者が組み入れられた.
(注2)本品との同等性が確認されているコバスEGFR遺伝子変異検出キットが使用された.
(注3)非小細胞肺癌のうち, 扁平上皮癌が除外基準とされた.

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異常値を示す病態・疾患

癌組織から抽出したゲノムDNA中のEGFR遺伝子変異を検出して, 非小細胞肺癌患者への薬剤適応を判定するための補助として用いる.
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関連検査項目

オンコマイン™ Dx Target Test マルチ CDx システム(肺癌マルチCDx遺伝子解析)
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参考文献

  • LSIメディエンス 検査要項

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    診療報酬

    区分名称点数
    D004-2
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    内容削除

    内容削除

    内容削除
    D004-2
    内容削除
    1
    内容削除
    悪性腫瘍遺伝子検査
    内容削除

    内容削除
    D004-2
    内容削除
    1イ
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    処理が容易なもの
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    D004-2
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    1イ(1)
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    医薬品の適応判定の補助等に用いるもの
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    2,500 点
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    D026
    内容削除
    2
    内容削除
    遺伝子関連・染色体関連検査判断料
    内容削除
    100点
    内容削除

    内容削除
     
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    医薬品の適応判定の補助等に用いるものとは、使用目的又は効果として、医薬品の適応を判定するための補助等に用いるものとして薬事承認又は認証を得ている体外診断用医薬品又は医療機器を用いて、リアルタイムPCR法、PCR-rSSO法、マルチプレックスPCRフラグメント解析法又は次世代シーケンシングにより行う場合に算定できる。
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    標準コード(JLAC10/JLAC11)(Learn more)
    日本臨床検査医学会から提示されている標準コード・標準名称です.

      コード
    分析物 8C051
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    EGFR (erbB)
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    分析物
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    内容削除
    分析物
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    内容削除
    分析物
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    内容削除
    識別
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    材料1
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    内容削除
    材料2
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    材料3
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    材料4
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    測定法
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     コード名称
    測定物
    測定物
    測定物
    測定物
    測定物
    測定物
    測定物
    測定物
    測定物
    測定物
    識別
    材料
    測定法

    連携情報

     

    検査部内限定ファイル


    変更履歴


    Ver. 文書更新日
    変更適用日
    内容
    1
    2011/09/07
    2011/09/13
    院内検査開始
    [announce:2011-CL010](院内環境限定)

    2
    2016/03/23
    2016/03/30
    検査受託終了

    3
    2017/04/01
    2017/04/01
    検査受託再開, 検査方法変更

    4
    2017/06/05
    2017/06/05
    検査項目コード変更[6459]⇒[pa0013]

    5
    2018/01/24
    2018/01/24
    検査項目コード変更[pa0013]⇒[tc13_02egfr_g]

    6
    2018/04/06
    2018/04/01
    平成30年度診療報酬改定

    7
    2019/02/04
    2019/02/04
    検査項目コード変更[tc13_02egfr_g]⇒[tc13_8c051pcr], オーダー画面修正

    8
    2020/04/02
    2020/04/01
    令和2年度診療報酬改定

    9
    2021/09/29
    2021/09/29
    説明を追加するため内容修正
    (変更点の詳細)

    10
    2022/08/01
    2022/04/01
    令和4年度診療報酬改定

    11
    2022/10/27
    2022/10/27
    [検体採取について][検体採取に関する注意事項]を修正

    12
    2022/12/01
    2022/12/01
    受入不可基準などについて全面改訂

    13
    2023/08/16
    2023/08/16
    オーダー画面などについて全面改訂

    14
    2023/10/12
    2023/10/12
    受入不可基準を追記

    15
    2024/04/05
    2023/03/29
    国際標準遺伝子記号(HGNC正式遺伝子記号)に則した名称・表記に変更
    • 項目名称・表記: [EGFR] ← [EGFR]

    (案内文)
    [announce:9099](院内環境限定)

    16
    2024/06/04
    2024/06/01
    令和6年度診療報酬改定
    • 受入不可基準: [腫瘍細胞が極めて少ない検体] ← [(該当なし)]