Department of Clinical Laboratory, Kyoto University Hospital

[1130 / 5G360]
PDF
Ver.19
5.免疫学的検査 >> 5G.自己免疫関連検査>>5G360 抗インスリン抗体

抗インスリン抗体

insulin autoantibody

連絡先:3764

本日提出検体の報告予定日(再検がない場合):

過去案内文など

【2023 Mar.】<br />抗インスリン抗体 検査試薬変更のお知らせ
【2023 Mar.】
抗インスリン抗体 検査試薬変更のお知らせ

検査項目概要

項目名
項目コード
実施料
診療報酬区分
判断料区分
検査材料
必要量
保存方法
安定性
【検査方法】
基準値(単位)
所要日数
1130
抗インスリン抗体
5G360-0000-023-000
外注

107 点
D014(6)
判:免疫
144点
採取材料
C6血液6 mL
測定材料血清0.3 mL
保存方法安定性
-血清-冷蔵--遠心12 週

【RIA】

[基準値設定材料:血液]

濃度:0.4 未満

(U/mL)

濃度(nU/mL換算):***

(nU/mL)

4~7日

患者同意について


検査結果に影響を与える臨床情報
検査結果に影響を与えるような患者の臨床的な状態(服用中の薬剤や何らかの医療的処置など)があれば示します.


オーダー画面(検体 平日時間内)

オーダー ⇒ 検査オーダー ⇒ 検体検査 ⇒ 平日時間内 ⇒ ⇒ ⇒ 自己免疫関連検査

オーダー画面(検体 時間外・休日)


オーダー画面(微生物)


オーダー画面(病理)


オーダー画面(生理・超音波)


オーダーボタン名(検体)

抗インスリン抗体

検査予約


生理検査予約枠

予約枠

至急オーダー

不可

検査オーダーに関する注意事項


検査オーダーに関連する文書


患者の検査前準備


検体採取のタイミング


ラベル見本(検体)(単項目オーダー時)

キョウダイ タロウ
80 N60
barcode
ケツエキメンエキ.
09.03 @
血液
中検外2 **-****-90016*
C6 6ml **-***-***

ラベル見本(微生物)(単項目オーダー時)


採取容器・検査材料

採取材料情報測定材料情報
記号 写真 添加物(キャップ色等) 採取材料 採取量 測定材料 必要量
C6
サムネイル 凝固促進剤+血清分離剤(ピンク) 血液 6 mL 血清 0.3 mL

採取容器について


検体採取について


採取後検体の取扱い


検体搬送について


採取検体の保存条件

検体状態 保存条件1 保存条件2 保存条件3
温度 安定性 温度 安定性 温度 安定性
血清 -血清-冷蔵--遠心 12 週
色付きの温度は第一選択の保存条件です.

受入不可基準
検体が検査結果に影響を与えるような状態で提出された場合は受入不可基準に合致することとなりますが, 再採血の可否や臨床的な状態によっては, 検体を受け入れて参考値報告とする場合もあります.

溶血 検体凝固 強乳び 採取量
過不足
採取容器
違い
尿材料
違い
冷蔵保存
なし
遮光保存
なし
開栓 黄疸
                   

検査に要する時間(生理検査)


再検査・追加検査の対応可能日数

検体到着日から60日間(検体量ある場合のみ)
(分析物の安定性については「採取検体の保存条件」を参照)

検体採取に関する注意事項・検査の実施に関する注意事項


検査機器

 

検査所要日数
検体採取(検体検査)もしくは検査の実施(生理検査)から検査結果報告までに要する日数です(土日祝日を除いた日数).

4~7日

まいこネット開示までに要する所要日数の目安(Learn More)

5~8日

検査部門・委託先

外部委託(LSIメディエンス)  

検査結果報告について


生物学的基準範囲 または 臨床判断値(Learn More)
生物学的基準範囲・臨床判断値 および 検査方法の変更履歴です. 両者が変更となる場合も, 基準範囲のみ もしくは 検査方法のみが変更となる場合もあります.
臨床判断値には本来, 診断閾値・治療閾値・予防医学閾値が含まれますが, そのうち治療閾値については, 緊急異常値として別項に記載します.

期間 / 年齢
基準値設定材料血液
検査方法ラジオイムノアッセイ (RIA)
  男性女性単位
52濃度0.4 未満0.4 未満U/mL
52濃度(nU/mL換算)******nU/mL
基準値設定材料血液
検査方法ラジオイムノアッセイ (RIA)
  男性女性単位
51結合率0.4 未満0.4 未満%
52濃度125 未満125 未満nU/mL
基準値設定材料血液
検査方法ラジオイムノアッセイ (RIA)
  男性女性単位
51結合率0.4 未満0.4 未満%
52濃度125.0 未満125.0 未満nU/mL
基準値設定材料血液
検査方法ラジオイムノアッセイ (RIA)
  男性女性単位
51結合率0.4 未満0.4 未満%
52濃度125 未満125 未満nU/mL
基準値設定材料
検査方法
  男性女性単位
基準値設定材料
検査方法
  男性女性単位
基準値設定材料
検査方法
  男性女性単位
基準値設定材料
検査方法
  男性女性単位

基準値情報

2023年4月1日から当面の間, 新法(U/mL)から換算した旧法相当値(nU/mL)を併せて報告します.
(旧法相当値:nU/mL)=(新法実測値:U/mL)×312.5

緊急異常値(Learn More)
検体検査の場合は, 電子カルテシステムの結果参照画面にて強調表示となる検査結果の基準です(赤は高値・青は低値).

            

表. KINGの結果参照画面で赤背景・青背景で表示される緊急異常値
高値 低値
   

電話連絡対応(Learn More)
緊急異常値など診療科に電話で検査結果をお伝えする基準です. 臨床的な状態や前回値との比較などによって, 適宜電話連絡を省略することもあります.

 
 
 
 
 
 
 
 

臨床的意義

  インスリン抗体には, 糖尿病治療を目的として投与された外因性のインスリンに対して産生されるものと自己免疫機序により産生されるものとがある.
  インスリン投与中の糖尿病患者血中にはしばしばインスリン抗体が出現し, 治療抵抗性の原因となることから, 定期的なスクリーニングが重要である. 他方, インスリン投与の既往がないにもかかわらず血中に抗インスリン抗体の存在する病態としてインスリン自己免疫症候群が知られている. 本症は低血糖を生ずる点で特徴的であり, 糖尿病治療時に出現する外因性インスリンに対する抗体が低血糖を生じない事実と際立った対照を成している. 一説には, インスリン自己免疫症候群に検出される抗体はいったん結合したインスリンを容易に遊離し, 自発性低血糖を惹起するのではないかとの見解がある. しかしながら, 双方の抗インスリン抗体におけるインスリン親和性の相違は必ずしも証明されているわけではなく, 低血糖状態の発現機序についての結論は得られていない.
  いずれにしても, 血中に抗インスリン抗体が存在する場合, インスリンの免疫学的測定系に干渉するために 真のインスリン値の測定は困難となる. 干渉の仕方は, インスリン測定系におけるB/F分離の様式によって異なり, 固相法や二抗体法では見掛け上高値に, 塩析法(PEG法)や吸着法(デキストラン炭末法)では低値となる. 特に高インスリン血症の鑑別に当たっては, 抗体の有無をチェックすることが肝要である.

異常値を示す病態・疾患

高値を示す病態
インスリン治療による抗体産生時, インスリン自己免疫症候群
低値を示す病態
低値側の臨床的意義は少ない

関連検査項目

グルコース[血漿]
インスリン(インシュリン)
C-ペプチド
C-ペプチド[随時尿]
C-ペプチド[蓄尿]

参考文献 (緑ブラウザからPubMedにはアクセスできません)

  • LSIメディエンス 検査要項

  • 診療報酬

    区分名称点数
    D014自己抗体検査
    D0146抗インスリン抗体107 点
    D0266免疫学的検査判断料144点
     
     

    標準コード(JLAC10)(Learn More)
    日本臨床検査医学会から提示されている標準コード・標準名称です.

    1 分析物5G360抗インスリン抗体
    識別0000
    材料023血清
    測定法000
    結果識別015G36052濃度
    結果識別025G36052濃度

    標準コード(JLAC11)(Learn More)
    日本臨床検査医学会から提示されている標準コード・標準名称です.

    1 測定物
    識別
    材料
    測定法
    結果単位

    連携情報

     

    検査部内限定ファイル

    &L

    変更履歴


    Ver. 文書更新日
    変更適用日
    内容
    1 2008/04/01
    (2008/04/01~)
    制定
    2 2009/03/29
    (2009/04/01~)
    検査内容変更
    3 2014/03/28
    (2014/04/01~)
    委託先会社名変更(三菱化学メディエンス⇒LSIメディエンス)
    4 2015/04/24
    (2015/04/01~)
    外部委託先変更(LSIM⇒BML), 報告日数・基準値変更
    • 外部委託先: [BML] ← [LSIM]
    • 検査所要日数: [4~7日] ← []
    • 基準値(結合率): [0.4 未満] ← [0.4 未満]
    • 基準値(濃度): [125.0 未満] ← [125 未満]

    [announce:08367](学内環境限定)

    5 2016/04/25
    (2016/04/01~)
    平成28年度診療報酬改定
    6 2017/03/21
    (2017/02/23~)
    検体ラベル表記変更[O]⇒[ ]
    7 2018/04/06
    (2018/04/01~)
    平成30年度診療報酬改定
    8 2019/04/30
    (2019/04/01~)
    外注業者変更([BML]⇒[LSIM]), 基準範囲変更
    • 基準範囲: [125 nU/mL 未満] ← [125.0 nU/mL 未満]

    (変更点の詳細)
    [announce:2718](学内環境限定)

    9 2019/11/18
    (2019/11/18~)
    JLAC10結果識別名称を変更
    (詳細)

    10 2019/12/16
    (2019/12/16~)
    JLAC10更新に伴う検査項目名称変更
    (変更点)

    11 2020/04/02
    (2020/04/01~)
    令和2年度診療報酬改定
    12 2020/12/16
    (2020/12/17~)
    採血容器変更
    • 採血管: [C3・C9] ← [F・H]

    (案内文)
    [announce:5309](学内環境限定)

    13 2021/08/02
    (2021/05/27~)
    採血容器変更
    • 採取容器: [C6] ← [C3・C9]
    • 採血量: [6 mL] ← [3 mL・9 mL]

    (案内文)
    [announce:6078](学内環境限定)

    14 2022/03/09
    (2021/12/09~)
    採取名称部分に検体搬送先を印字
    • 採取名称: [中検外2] ← [外注2]

    (案内文)
    [announce:6946](学内環境限定)

    15 2022/08/01
    (2022/04/01~)
    令和4年度診療報酬改定
    16 2022/12/01
    (2022/12/01~)
    受入不可基準などについて全面改訂
    17 2023/04/17
    (2023/04/01~)
    検査試薬変更
    • 報告成分: [濃度のみ] ← [結合率・濃度]
    • 基準値(濃度): [0.4 U/mL 未満] ← [125 nU/mL 未満]
    • JLAC10測定法コード: [002] ← [(設定なし)]

    (案内文)
    [announce:9080](学内環境限定)

    18 2023/12/21
    (2023/12/21~)
    必要検体量を追記
    19 2024/06/04
    (2024/06/01~)
    令和6年度診療報酬改定