臨床的意義
抗ds DNA IgG抗体は活動期SLEに特異的に出現し, 疾患活動性を反映するといわれている. また, 抗ss DNA IgG抗体でも非活動期と比較し活動期SLEで高値を示すといわれ, SLEの腎症(特にループス腎炎)においてds DNA IgG抗体が低値でも, 抗ss DNA IgG抗体が高値を示すものが多いことが判明した.
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異常値を示す病態・疾患
全身性エリテマトーデス(SLE)
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関連検査項目
抗核抗体(ANA)[CLEIA]
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抗DNA抗体
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抗ssDNA抗体-IgG
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抗Sm抗体[CLEIA]
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免疫複合体-C1q固相法
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CH50(血清補体価)
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参考文献
エスアールエル 検査要項
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陣内紀代ほか. 全自動ELISA法による血清抗dsDNA抗体と抗ssDNA抗体測定法の検討. 日本臨床検査自動化学会会誌. 2001, vol. 26, no. 6, p.747-753.

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相馬史ほか. ELISA法による抗ds-DNA抗体測定キットの比較検討 特にSLEに対する臨床的有用性について. 医学検査. 1997, vol. 46, no. 8, p.1190-1193.
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