臨床的意義
ヘパプラスチンテスト(HPT)およびトロンポテスト(TT)は, プロトロンビン時間(PT)とともに外因系および共通系凝固機序の検査に用いられる. 主に肝細胞における合成能, ビタミンK欠乏状態のスクリーニング検査として行う. またHPTはTTとちがい内因性凝血阻害因子(PIVKA)の影響を受けにくいため, TTと併用すると両者の測定値の解離からPIVKAの存在が推測できる.
異常値を示す病態・疾患
低値疾患
肝炎, 乳児ビタミンK欠乏性出血症, 閉塞性黄疸, 先天性第Ⅱ, Ⅶ, Ⅹ因子欠乏症, 肝硬変, DIC, 新生児出血性疾患, 劇症肝炎
関連検査項目
トロンボテスト
抗カルジオリピン抗体-IgG
プロトロンビン時間(PT)
参考文献 (緑ブラウザからPubMedにはアクセスできません)
エスアールエル 検査要項
金井泉他: 臨床検査法提要改訂第30版 (金原出版)1406 1993
東克己. 血液凝固検査の正常値について ヘパプラスチンテスト(HPT). 衛生検査. 1988, vol. 37, no. 6, p.910-914.
