患者の検査前準備
検体採取のタイミング
ビオチンを投与・摂取している患者(5mg/日以上)の場合は, 投与後少なくとも8時間以上経過してから採血を実施してください.
ラベル見本(検体)(単項目オーダー時)
| キョウダイ タロウ |
| 注 |
80 |
入 |
N60 |
|
|
|
|
 |
| セイカ2. |
|
| 09.03 |
@ |
| 血液 |
| 中検外2 |
**-****-90004* |
| C6 |
6ml |
**-***-*** |
ラベル見本(微生物)(単項目オーダー時)
採取容器・検査材料
採取容器について
検体採取について
血清も可
採取後検体の取扱い
検体搬送について
採取検体の保存条件
受入不可基準
検査に要する時間(生理検査)
再検査・追加検査の対応可能日数
検体到着日から60日間(検体量ある場合のみ)
(分析物の安定性については「採取検体の保存条件」を参照)
検体採取に関する注意事項・検査の実施に関する注意事項
臨床的意義
アルドステロンは副腎皮質球状層から分泌される主要なミネラルコルチコイドで, 腎の遠位尿細管に作用してナトリウムの再吸収とカリウムを分泌させ, 細胞外液量やその電解質濃度を正常に保つ働きをする. したがってアルドステロン分泌過剰状態では代謝性アルカローシス, 欠乏状態では代謝性アシドーシスをきたす.
アルドステロンの分泌は, 主にレニン・アンジオテンシン・アルドステロン系を介して行われ, 腎血流量や腎内圧の低下などのレニン分泌刺激が起こると腎のJG細胞よりレニンが血中に遊離し, アンジオテンシンⅠ, 続いてアンジオテンシンⅡが生成される. これが血圧の昇圧系に作用するが, 他方では副腎皮質を刺激してアルドステロンの分泌が促進され, レニン分泌に抑制的に作用して調節されている.
アルドステロンの血中濃度を測定する場合は, 立位では腎血流量の変化により臥位に比べて高値を示し, また低ナトリウム食や利尿剤投与で上昇し, 高ナトリウム食やACE阻害剤で低値となるので採血条件に注意する.
異常値を示す病態・疾患
高値を示す病態
[レニン活性(濃度)高値]続発性アルドステロン症
[レニン活性(濃度)低値]原発性・特発性アルドステロン症
低値を示す病態
[レニン活性(濃度)高値]アジソン病, NA喪失型21-ヒドロキシラーゼ欠損症
[レニン活性(濃度)低値]低レニン性低アルドステロン症, 11βまたは17α-ヒドロキシラーゼ欠損症
関連検査項目
アルドステロン(ALD)[RIA]
0
アルドステロン(ALD)[CLEIA][随時尿]
アルドステロン(ALD)[CLEIA][蓄尿]
レニン活性(PRA)
活性型レニン(PRC)
参考文献 (緑ブラウザからPubMedにはアクセスできません)
佐藤文俊ほか. 2. 原発性アルドステロン症の適切な診断と治療のために. 日本内科学会雑誌. 2014, vol. 103, no. 4, p.886-894.

Nishikawa, Tetsuo et al.. Calibration and evaluation of routine methods by serum certified reference material for aldosterone measurement in blood. Endocrine journal. 2016, vol. 63, no. 12, p.1065-1080.

LSIメディエンス 検査要項