0961_血液ガス[動脈血] 京都大学医学部附属病院検査部検査項目情報

お知らせ

  血液ガス (乳酸) の報告値について, 2020年2月27日夕方より, 従来の濃度 (mg/dL) に加えて, 体積モル濃度 (mmol/L) を追加して報告します.

基準範囲
  乳酸 (mg/dL): 4.5 - 18.0 mg/dL

過去案内文など

【2020 Feb.】<br />血液ガス-乳酸 (Lactate) の単位変更と報告成分 (mmol/L) 追加のお知らせ

【2020 Feb.】
血液ガス-乳酸 (Lactate) の単位変更と報告成分 (mmol/L) 追加のお知らせ

【2020 Oct.】
血液ガスのオーダーボタン変更のお知らせ

【2021 Jun.】<br />血液ガス検査酸素飽和度（sO2）報告桁数変更のお知らせ

【2021 Jun.】
血液ガス検査酸素飽和度（sO2）報告桁数変更のお知らせ

検査項目概要

項目名
項目コード

実施料
診療報酬区分
判断料区分

検査材料
必要量

保存方法
安定性

【検査方法】
基準値（単位）

所要日数

0961

血液ガス
[動脈血]

3H080-0000-020-270

131 点
D007（36）

判：生化Ⅰ
144点

採取材料
	ガ	動脈血	3 mL

測定材料

保存方法	安定性

【電位差測定, 電流測定, 電導度測定】

[基準値設定材料：動脈血]

基準範囲

男性

pH：7.350 - 7.450

（(単位なし)）

二酸化炭素分圧 (pCO₂)：35.0 - 45.0

（mmHg）

酸素分圧 (pO₂)：80.0 - 100.0

（mmHg）

重炭酸イオン (HCO₃^- act)：22.0 - 26.0

（mmol/L）

スタンダード・バイカーボネート (HCO₃^- std)：22.0 - 26.0

（mmol/L）

base excess (BE)：-2.0 ～ 2.0

（mmol/L）

細胞外液base excess [BE(ecf)]：-2.0 ～ 2.0

（mmol/L）

総二酸化炭素量 (TCO₂) (ctCO₂)：24.0 - 30.0

（mmol/L）

ヘマトクリット (Hct)：39 - 50

（%）

ヘモグロビン (tHb)：13.0 - 17.0

（g/dL）

酸素飽和度 (SO₂)：92.0 - 98.5

（%）

酸化ヘモグロビン (O₂Hb)：94.0 - 97.0

（%）

カルボキシヘモグロビン (COHb)：0.5 - 1.5

（%）

メトヘモグロビン (MetHb)：0.0 - 1.5

（%）

還元ヘモグロビン (HHb)：0.0 - 5.0

（%）

総ビリルビン, 成人 (*1)：0.2 - 1.0

（mg/dL）

総ビリルビン, 新生児 (0～1日) (*1)：2.0 - 6.0

（mg/dL）

総ビリルビン, 新生児 (2～2日) (*1)：6.0 - 10.0

（mg/dL）

総ビリルビン, 新生児 (3～5日) (*1)：4.0 - 8.0

（mg/dL）

新生児ビリルビン (nBil) (*2)：***

（mg/dL）

ヘモグロビン酸素容量 (BO₂)：16.0 - 24.0

（mL/dL）

動脈血酸素含量 [ctO₂(a)]：15.0 - 23.0

（mL/dL）

Na⁺：135.0 - 148.0

（mmol/L）

K⁺：3.50 - 5.30

（mmol/L）

Cl^-：98 - 106

（mmol/L）

Mg²⁺ (*1)：1.09 - 1.45

（mmol/L）

Mg²⁺, pH補正(7.4) (*1)：***

（mmol/L）

Ca²⁺：1.13 - 1.32

（mmol/L）

Ca²⁺, pH補正(7.4)：***

（mmol/L）

Ca²⁺/Mg²⁺比 (*1)：***

（(単位なし)）

アニオンギャップ (AnGap)：10.0 - 18.0

（mmol/L）

浸透圧 (*1)：275 - 295

（mOsm/Kg･H2O）

グルコース：70 - 109

（mg/dL）

乳酸 (濃度)：4.5 - 18.0

（mg/dL）

乳酸 (モル濃度)：0.5 - 2.0

（mmol/L）

クレアチニン (*1)：0.7 - 1.3

（mg/dL）

尿素窒素 (*1)：7 - 18

（mg/dL）

大気圧 (BP, Baro) (pAtm) (*3)：***

（mmHg）

女性

pH：7.350 - 7.450

（(単位なし)）

二酸化炭素分圧 (pCO₂)：35.0 - 45.0

（mmHg）

酸素分圧 (pO₂)：80.0 - 100.0

（mmHg）

重炭酸イオン (HCO₃^- act)：22.0 - 26.0

（mmol/L）

スタンダード・バイカーボネート (HCO₃^- std)：22.0 - 26.0

（mmol/L）

base excess (BE)：-2.0 ～ 2.0

（mmol/L）

細胞外液base excess [BE(ecf)]：-2.0 ～ 2.0

（mmol/L）

総二酸化炭素量 (TCO₂) (ctCO₂)：24.0 - 30.0

（mmol/L）

ヘマトクリット (Hct)：35 - 46

（%）

ヘモグロビン (tHb)：12.0 - 15.0

（g/dL）

酸素飽和度 (SO₂)：92.0 - 98.5

（%）

酸化ヘモグロビン (O₂Hb)：94.0 - 97.0

（%）

カルボキシヘモグロビン (COHb)：0.5 - 1.5

（%）

メトヘモグロビン (MetHb)：0.0 - 1.5

（%）

還元ヘモグロビン (HHb)：0.0 - 5.0

（%）

総ビリルビン, 成人 (*1)：0.2 - 1.0

（mg/dL）

総ビリルビン, 新生児 (0～1日) (*1)：2.0 - 6.0

（mg/dL）

総ビリルビン, 新生児 (2～2日) (*1)：6.0 - 10.0

（mg/dL）

総ビリルビン, 新生児 (3～5日) (*1)：4.0 - 8.0

（mg/dL）

新生児ビリルビン (nBil) (*2)：***

（mg/dL）

ヘモグロビン酸素容量 (BO₂)：16.0 - 24.0

（mL/dL）

動脈血酸素含量 [ctO₂(a)]：15.0 - 23.0

（mL/dL）

Na⁺：135.0 - 148.0

（mmol/L）

K⁺：3.50 - 5.30

（mmol/L）

Cl^-：98 - 106

（mmol/L）

Mg²⁺ (*1)：1.09 - 1.45

（mmol/L）

Mg²⁺, pH補正(7.4) (*1)：***

（mmol/L）

Ca²⁺：1.13 - 1.32

（mmol/L）

Ca²⁺, pH補正(7.4)：***

（mmol/L）

Ca²⁺/Mg²⁺比 (*1)：***

（(単位なし)）

アニオンギャップ (AnGap)：10.0 - 18.0

（mmol/L）

浸透圧 (*1)：275 - 295

（mOsm/Kg･H2O）

グルコース：70 - 109

（mg/dL）

乳酸 (濃度)：4.5 - 18.0

（mg/dL）

乳酸 (モル濃度)：0.5 - 2.0

（mmol/L）

クレアチニン (*1)：0.6 - 1.1

（mg/dL）

尿素窒素 (*1)：7 - 18

（mg/dL）

大気圧 (BP, Baro) (pAtm) (*3)：***

（mmHg）

当日報告

検体採取について

ISO15189認定範囲

RML00280 基幹項目 (2019年10月26日改定)
血液ガス分析
有機モノカルボン酸
臨床検査室認定証
（認定証は日本適合性認定協会webページにて検索できます）

患者同意について

検査結果に影響を与える臨床情報
検査結果に影響を与えるような患者の臨床的な状態（服用中の薬剤や何らかの医療的処置など）があれば示します.

オーダー画面

オーダー ⇒ 検査オーダー ⇒ 検体検査 ⇒ 平日時間内 ⇒ ⇒ 血液ｶﾞｽ ⇒ 血液ｶﾞｽ
オーダー ⇒ 検査オーダー ⇒ 検体検査 ⇒ 時間外･休日 ⇒ ⇒ ⇒ 時間外･休日検査(血液ｶﾞｽ)

オーダーボタン名(検体)

血液ｶﾞｽ[動脈血]
血液ｶﾞｽ(診療科)

検査予約

生理検査予約枠

至急オーダー

可

検査オーダーに関する注意事項

検査オーダーに関連する文書

患者の検査前準備

十分に安静にさせてから採血する.

検体採取のタイミング

ラベル見本（検体）（単項目オーダー時）

ｷｮｳﾀﾞｲﾀﾛｳ
注	80	入		N60
		急
ｶﾞｽ



09.03			@
動脈血
中検		-*-42001
ｶﾞ	3ml	--**

ｷｮｳﾀﾞｲﾀﾛｳ
注	80	入		N60

RAPIDComm
ｹﾂｴｷｶﾞｽ


09.03			@
動脈血
中検		-*-42002
ｶﾞ	3ml	--**

ラベル見本（微生物）（単項目オーダー時）

採取容器・検査材料

採取材料情報					測定材料情報
記号	写真	添加物(キャップ色等)	採取材料	採取量	測定材料	必要量
ガ
ガ		ヘパリンリチウム(シリンジ)	動脈血	3 mL

採取容器について

検体採取後は, 採血針を黒の再栓キャップに付け替えて提出ください.
再栓キャップへの付け替え時には, 針刺し事故とならないようご注意ください.

検体採取について

採取後検体の取扱い

検体搬送について

採取後すぐに中央診療棟2階検査部に搬送

採取検体の保存条件

検体状態	保存条件1		保存条件2		保存条件3
検体状態	温度	安定性	温度	安定性	温度	安定性
翌日保存不可

色付きの温度は第一選択の保存条件です.

受入不可基準
検体が検査結果に影響を与えるような状態で提出された場合は受入不可基準に合致することとなりますが, 再採血の可否や臨床的な状態によっては, 検体を受け入れて参考値報告とする場合もあります.

溶血	検体凝固	強乳び	採取量過不足	採取容器違い	尿材料違い	冷蔵保存なし	遮光保存なし	開栓	黄疸

検査に要する時間（生理検査）

再検査・追加検査の対応可能日数

検体採取に関する注意事項・検査の実施に関する注意事項

精神的緊張による過呼吸や息こらえによる低換気に注意してください. 採血時に気泡が混入した場合は, 除去してください.

検査機器

ラピッドポイント500, ラピッドポイント500e（シーメンスヘルスケア）, Stat Profile Prime Plus（ノバ・バイオメディカル）（救急外来のみ）

検査所要日数
検体採取（検体検査）もしくは検査の実施（生理検査）から検査結果報告までに要する日数です（土日祝日を除いた日数）.

当日報告

まいこネット開示までに要する所要日数の目安（Learn more）

翌日

検査部門・委託先

中央診療棟2階中央検査室 / 各診療科・各病棟

検査結果報告について

検査部や診療科にあるRAPIDPoint 500と, 救急外来にあるStat Profile Prime Plusとでは報告成分が異なります.

生物学的基準範囲または臨床判断値（Learn More）
生物学的基準範囲・臨床判断値および検査方法の変更履歴です. 両者が変更となる場合も, 基準範囲のみもしくは検査方法のみが変更となる場合もあります.
臨床判断値には本来, 診断閾値・治療閾値・予防医学閾値が含まれますが, そのうち治療閾値については, 緊急異常値として別項に記載します.

期間 / 年齢

		男性	女性	単位
基準値設定材料		動脈血
検査方法		電位差測定, 電流測定, 電導度測定
51	pH	7.350 - 7.450	7.350 - 7.450	(単位なし)
52	二酸化炭素分圧 (pCO₂)	35.0 - 45.0	35.0 - 45.0	mmHg
53	酸素分圧 (pO₂)	80.0 - 100.0	80.0 - 100.0	mmHg
54	重炭酸イオン (HCO₃^- act)	22.0 - 26.0	22.0 - 26.0	mmol/L
93	スタンダード・バイカーボネート (HCO₃^- std)	22.0 - 26.0	22.0 - 26.0	mmol/L
55	base excess (BE)	-2.0 ～ 2.0	-2.0 ～ 2.0	mmol/L
94	細胞外液base excess [BE(ecf)]	-2.0 ～ 2.0	-2.0 ～ 2.0	mmol/L
57	総二酸化炭素量 (TCO₂) (ctCO₂)	24.0 - 30.0	24.0 - 30.0	mmol/L
59	ヘマトクリット (Hct)	39 - 50	35 - 46	%
58	ヘモグロビン (tHb)	13.0 - 17.0	12.0 - 15.0	g/dL
67	酸素飽和度 (SO₂)	92.0 - 98.5	92.0 - 98.5	%
61	酸化ヘモグロビン (O₂Hb)	94.0 - 97.0	94.0 - 97.0	%
62	カルボキシヘモグロビン (COHb)	0.5 - 1.5	0.5 - 1.5	%
63	メトヘモグロビン (MetHb)	0.0 - 1.5	0.0 - 1.5	%
97	還元ヘモグロビン (HHb)	0.0 - 5.0	0.0 - 5.0	%
88	総ビリルビン, 成人 (*1)	0.2 - 1.0	0.2 - 1.0	mg/dL
00	総ビリルビン, 新生児 (0～1日) (*1)	2.0 - 6.0	2.0 - 6.0	mg/dL
00	総ビリルビン, 新生児 (2～2日) (*1)	6.0 - 10.0	6.0 - 10.0	mg/dL
00	総ビリルビン, 新生児 (3～5日) (*1)	4.0 - 8.0	4.0 - 8.0	mg/dL
00	新生児ビリルビン (nBil) (*2)	***	***	mg/dL
68	ヘモグロビン酸素容量 (BO₂)	16.0 - 24.0	16.0 - 24.0	mL/dL
95	動脈血酸素含量 [ctO₂(a)]	15.0 - 23.0	15.0 - 23.0	mL/dL
81	Na⁺	135.0 - 148.0	135.0 - 148.0	mmol/L
82	K⁺	3.50 - 5.30	3.50 - 5.30	mmol/L
83	Cl^-	98 - 106	98 - 106	mmol/L
89	Mg²⁺ (*1)	1.09 - 1.45	1.09 - 1.45	mmol/L
00	Mg²⁺, pH補正(7.4) (*1)	***	***	mmol/L
84	Ca²⁺	1.13 - 1.32	1.13 - 1.32	mmol/L
96	Ca²⁺, pH補正(7.4)	***	***	mmol/L
00	Ca²⁺/Mg²⁺比 (*1)	***	***	(単位なし)
65	アニオンギャップ (AnGap)	10.0 - 18.0	10.0 - 18.0	mmol/L
00	浸透圧 (*1)	275 - 295	275 - 295	mOsm/Kg･H2O
85	グルコース	70 - 109	70 - 109	mg/dL
86	乳酸 (濃度)	4.5 - 18.0	4.5 - 18.0	mg/dL
86	乳酸 (モル濃度)	0.5 - 2.0	0.5 - 2.0	mmol/L
87	クレアチニン (*1)	0.7 - 1.3	0.6 - 1.1	mg/dL
99	尿素窒素 (*1)	7 - 18	7 - 18	mg/dL
64	大気圧 (BP, Baro) (pAtm) (*3)	***	***	mmHg

		男性	女性	単位
基準値設定材料		動脈血
検査方法		電位差測定, 電流測定, 電導度測定
51	pH	7.350 - 7.450	7.350 - 7.450	(単位なし)
52	二酸化炭素分圧 (pCO₂)	35.0 - 45.0	35.0 - 45.0	mmHg
53	酸素分圧 (pO₂)	80.0 - 100.0	80.0 - 100.0	mmHg
54	重炭酸イオン (HCO₃^- act)	22.0 - 26.0	22.0 - 26.0	mmol/L
93	スタンダード・バイカーボネート (HCO₃^- std)	22.0 - 26.0	22.0 - 26.0	mmol/L
55	base excess (BE)	-2.0 ～ 2.0	-2.0 ～ 2.0	mmol/L
94	細胞外液base excess [BE(ecf)]	-2.0 ～ 2.0	-2.0 ～ 2.0	mmol/L
57	総二酸化炭素量 (TCO₂) (ctCO₂)	24.0 - 30.0	24.0 - 30.0	mmol/L
59	ヘマトクリット (Hct)	39 - 50	35 - 46	%
58	ヘモグロビン (tHb)	13.0 - 17.0	12.0 - 15.0	g/dL
67	酸素飽和度 (SO₂)	92 - 99	92 - 99	%
61	酸化ヘモグロビン (O₂Hb)	94.0 - 97.0	94.0 - 97.0	%
62	カルボキシヘモグロビン (COHb)	0.5 - 1.5	0.5 - 1.5	%
63	メトヘモグロビン (MetHb)	0.0 - 1.5	0.0 - 1.5	%
97	還元ヘモグロビン (HHb)	0.0 - 5.0	0.0 - 5.0	%
00	新生児ビリルビン (nBil)	***	***	mg/dL
68	ヘモグロビン酸素容量 (BO₂)	16.0 - 24.0	16.0 - 24.0	mL/dL
95	動脈血酸素含量 [ctO₂(a)]	15.0 - 23.0	15.0 - 23.0	mL/dL
56	酸素飽和度 (SO₂) (O₂SAT)	92.0 - 98.5	92.0 - 98.5	%
81	Na⁺	135.0 - 148.0	135.0 - 148.0	mmol/L
82	K⁺	3.50 - 5.30	3.50 - 5.30	mmol/L
83	Cl^-	98 - 106	98 - 106	mmol/L
84	Ca²⁺	1.13 - 1.32	1.13 - 1.32	mmol/L
96	Ca²⁺, pH補正(7.4)	***	***	mmol/L
65	アニオンギャップ (AnGap)	10.0 - 18.0	10.0 - 18.0	mmol/L
85	グルコース	70 - 109	70 - 109	mg/dL
86	乳酸 (濃度)	4.5 - 18.0	4.5 - 18.0	mg/dL
00	乳酸 (モル濃度)	0.5 - 2.0	0.5 - 2.0	mmol/L
64	大気圧 (BP, Baro) (pAtm)	***	***	mmHg

		男性	女性	単位
基準値設定材料		動脈血
検査方法		電位差測定, 電流測定, 電導度測定
51	pH	7.350 - 7.450	7.350 - 7.450	(単位なし)
52	pCO₂	35.0 - 45.0	35.0 - 45.0	mmHg
53	pO₂	80.0 - 100.0	80.0 - 100.0	mmHg
54	HCO₃^- act	22.0 - 26.0	22.0 - 26.0	mmol/L
93	HCO₃^- std (スタンダード・バイカーボネート)	22.0 - 26.0	22.0 - 26.0	mmol/L
55	BE (B)	-2.0 ～ 2.0	-2.0 ～ 2.0	mmol/L
94	BE (ecf) (細胞外液ベースエクセス)	-2.0 ～ 2.0	-2.0 ～ 2.0	mmol/L
57	ctCO₂	24.0 - 30.0	24.0 - 30.0	mmol/L
59	ヘマトクリット (Hct)	39 - 50	35 - 46	%
58	ヘモグロビン (tHb)	13.0 - 17.0	12.0 - 15.0	g/dL
67	SO₂ (酸素飽和度)	92.0 - 98.5	92.0 - 98.5	%
61	O₂Hb (オキシヘモグロビン)	94.0 - 97.0	94.0 - 97.0	%
62	COHb (一酸化炭素ヘモグロビン)	0.5 - 1.5	0.5 - 1.5	%
63	MetHb (メトヘモグロビン)	0.0 - 1.5	0.0 - 1.5	%
97	HHb (デオキシヘモグロビン)	0.0 - 5.0	0.0 - 5.0	%
00	nBil (新生児ビリルビン)	***	***	mg/dL
68	BO₂ (ヘモグロビン酸素容量)	16.0 - 24.0	16.0 - 24.0	mL/dL
95	ctO₂ (a) (動脈血酸素含量)	15.0 - 23.0	15.0 - 23.0	mL/dL
56	O₂飽和 (O₂SAT)	92.0 - 98.5	92.0 - 98.5	%
81	Na⁺ (イオン化ナトリウム)	135.0 - 148.0	135.0 - 148.0	mmol/L
82	K⁺ (イオン化カリウム)	3.50 - 5.30	3.50 - 5.30	mmol/L
84	Ca⁺⁺ (イオン化カルシウム)	1.13 - 1.32	1.13 - 1.32	mmol/L
96	Ca⁺⁺(7.4) (pH補正カルシウムイオン)	***	***	mmol/L
83	Cl^- (イオン化クロール)	98 - 106	98 - 106	mmol/L
65	AnGap (アニオンギャップ/イオン較差)	10.0 - 18.0	10.0 - 18.0	mmol/L
85	glucose	70 - 109	70 - 109	mg/dL
86	lactate	4.5 - 18.0	4.5 - 18.0	mg/dL
64	BP (Baro) (大気圧) (pAtm)	***	***	mmHg

		男性	女性	単位
基準値設定材料		動脈血
検査方法		電位差測定, 電流測定, 電導度測定
51	pH	7.35 - 7.45	7.35 - 7.45	(単位なし)
52	pCO₂	35.0 - 45.0	35.0 - 45.0	mmHg
53	pO₂	85 - 95	85 - 95	mmHg
54	HCO₃^-	23 - 28	23 - 28	mmol/L
55	BE	-2.0 ～ 2.0	-2.0 ～ 2.0	mmol/L
57	ctCO₂	***	***	mmol/L
58	ヘモグロビン	***	***	g/dL
59	ヘマトクリット	***	***	%
61	O₂Hb (オキシヘモグロビン)	***	***	%
62	COHb (一酸化炭素ヘモグロビン)	***	***	%
63	MetHb (メトヘモグロビン)	***	***	%
64	BP (Baro) (大気圧)	***	***	mmHg
65	AnGap (アニオンギャップ/イオン較差)	10.0 - 18.0	10.0 - 18.0	mmol/L
67	SO₂ (酸素飽和度)	93.0 以上	93.0 以上	%
81	Na⁺ (イオン化ナトリウム)	137 - 144	137 - 144	mmol/L
82	K⁺ (イオン化カリウム)	3.9 - 5.1	3.9 - 5.1	mmol/L
83	Cl^- (イオン化クロール)	99 - 109	99 - 109	mmol/L
84	Ca⁺⁺ (イオン化カルシウム)	1.13 - 1.32	1.13 - 1.32	mmol/L
85	glucose	***	***	mg/dL
95	ctO₂ (a) (動脈血酸素含量)	***	***	mL/dL
97	HHb (デオキシヘモグロビン)	***	***	%

		男性	女性	単位
基準値設定材料
検査方法

		男性	女性	単位
基準値設定材料
検査方法

		男性	女性	単位
基準値設定材料
検査方法

		男性	女性	単位
基準値設定材料
検査方法

基準値情報

2020年2月27日の夕方から, 従来の濃度 (mg/dL) に加えて, 体積モル濃度 (mmol/L) を追加して報告します.
〔換算式 mmol/L = mg/dL ÷ 9.008〕

(*1) Stat Profile Prime Plus (救急外来) のみ測定
(*2) RAPIDPoint 500 (NICU) のみ測定
(*3) RAPIDPoint 500 のみ測定

緊急異常値（Learn More）
検体検査の場合は, 電子カルテシステムの結果参照画面にて強調表示となる検査結果の基準です（赤は高値・青は低値）.

表. KINGの結果参照画面で赤背景・青背景で表示される緊急異常値

高値	低値

電話連絡対応（Learn More）
緊急異常値など診療科に電話で検査結果をお伝えする基準です. 臨床的な状態や前回値との比較などによって, 適宜電話連絡を省略することもあります.

測定原理の詳細

イオン選択性電極(ISE)を使用した電位差測定法：pH, Na⁺, K⁺, Ca⁺⁺, Cl^-
Severinghaus電極の原則に基づいた電位差測定法の変形：pCO₂
Clark電極の原則に基づいた電流測定法：pO₂
グルコースオキシダーゼを含む酵素電極を使用した電流測定法：グルコース
乳酸塩オキシダーゼを含む酵素電極を使用した電流測定法：乳酸

臨床的意義

異常値を示す病態・疾患

参考文献

診療報酬

区分		名称	点数
D007		血液化学検査
D007	36	血液ガス分析	131 点
D026	4	生化学的検査(Ⅰ)判断料	144点

標準コード（JLAC10）(Learn more)
日本臨床検査医学会から提示されている標準コード・標準名称です.

1	分析物	3H080	血液ガス
	識別	0000
	材料	020	動脈血
	測定法	270	その他の電気化学分析法

結果識別01	3H080	51	pH
結果識別02	3H080	52	二酸化炭素分圧 (pCO2)
結果識別03	3H080	53	酸素分圧 (pO2)
結果識別04	3H080	54	重炭酸イオン (HCO3-)
結果識別05	3H080	93	スタンダード・バイカーボネート (HCO3-std)
結果識別06	3H080	55	base excess (BE)
結果識別07	3H080	94	細胞外液base excess [BE (ecf) ]
結果識別08	3H080	57	総二酸化炭素量 (TCO2)
結果識別09	3H080	59	ヘマトクリット
結果識別10	3H080	58	ヘモグロビン
結果識別11	3H080	67	酸素飽和度 (SO2)
結果識別12	3H080	61	酸化ヘモグロビン (O2Hb)
結果識別13	3H080	62	カルボキシヘモグロビン (COHb)
結果識別14	3H080	63	メトヘモグロビン (MetHb)
結果識別15	3H080	97	還元ヘモグロビン (HHb)
結果識別16	3H080	88	総ビリルビン
結果識別17		00
結果識別18		00
結果識別19		00
結果識別20		00
結果識別21	3H080	68	ヘモグロビン酸素容量 (BO2)
結果識別22	3H080	95	動脈血酸素含量 [ctO2 (a) ]
結果識別23	3H080	81	Na+
結果識別24	3H080	82	K+
結果識別25	3H080	83	Cl-
結果識別26	3H080	89	Mg2+
結果識別27		00
結果識別28	3H080	84	Ca2+
結果識別29	3H080	96	Ca2+, pH補正 (7.4)
結果識別30		00
結果識別31	3H080	65	アニオンギャップ (AnGap)
結果識別32		00
結果識別33	3H080	85	グルコース
結果識別34	3H080	86	乳酸
結果識別35	3H080	86	乳酸
結果識別36	3H080	87	クレアチニン
結果識別37	3H080	99	尿素窒素
結果識別38	3H080	64	大気圧 (BP, Baro)

標準コード（JLAC11）(Learn more)
日本臨床検査医学会から提示されている標準コード・標準名称です.

1	測定物
	識別
	材料
	測定法
	結果単位

連携情報

検査部内限定ファイル

変更履歴

Ver. 文書更新日

変更適用日内容

1 2008/04/01

(2008/04/01～) 制定

2 2016/04/25

(2016/04/01～) 平成28年度診療報酬改定

3 2016/11/11

(2016/11/15～) オーダーボタン名称・検体ラベル表記変更
[announce:11612]

（学内環境限定）

4 2016/11/28

(2016/12/02～) 検査機器・基準値変更
(相関)
[announce:11695]

（学内環境限定）

5 2017/11/16

(2017/09/20～) 検体ラベル表記削除[検査部ですぐ測定]

6 2018/04/06

(2018/04/01～) 平成30年度診療報酬改定

7 2018/05/15

(2018/05/15～) 患者の検査前準備・検体採取に関する注意事項追記

8 2019/01/10

(2019/01/10～) 採血後の注射筒の扱いについて追記

9 2019/02/19

(2019/02/19～) 採血後の注射筒の扱いについて追記

10 2019/04/10

(2019/04/10～) HHbの結果識別コードを追加

11 2019/11/18

(2019/11/18～) JLAC10結果識別名称を変更
(詳細)

12 2020/02/27

(2020/02/28～) 報告成分追加 (mmol/L)

乳酸の報告成分: [濃度(mg/dL)と体積モル濃度(mmol/L)] ← [濃度(mg/dL)のみ]

(案内文)
[announce:3966]

（学内環境限定）

13 2020/04/02

(2020/04/01～) 令和2年度診療報酬改定

14 2020/08/28

(2020/08/28～) JLAC10更新に伴う報告成分名称変更

15 2020/10/26

(2020/10/21～) 検査項目名称を変更,検査機器を追加

検査項目名称: [血液ガス [動脈血]] ← [血液ガス [動脈血](検査部)]
オーダーボタン: [血液ｶﾞｽ[動脈血]] ← [血液ｶﾞｽ(検査部)]

(案内文)

16 2020/10/26

(2020/10/23～) 報告成分を追加, 報告桁数を一部変更

検査機器: [RAPIDPoint 500・RAPIDPoint 500e・Stat Profile Prime Plus] ← [RAPIDPoint 500]
報告成分: [総ビリルビン(tBil)] ← [(報告なし)]
報告成分: [Mg2+] ← [(報告なし)]
報告成分: [Mg2+, pH補正(7.4)] ← [(報告なし)]
報告成分: [Ca2+/Mg2+比] ← [(報告なし)]
報告成分: [浸透圧(Osm)] ← [(報告なし)]
報告成分: [クレアチニン] ← [(報告なし)]
報告成分: [尿素窒素] ← [(報告なし)]
酸素飽和度の小数点以下桁数: [0] ← [1]

17 2021/06/04

(2021/06/07～) 報告桁数を一部変更

酸素飽和度の小数点以下桁数: [1] ← [0]

(案内文)
[announce:6120]

（学内環境限定）

18 2022/03/09

(2021/12/09～) 採取名称部分に検体搬送先を印字

採取名称: [中検] ← [血液ガス]

(案内文)
[announce:6946]

（学内環境限定）

19 2022/04/06

(2021/06/25～) 検査室名称を変更

検査室名称: [中央診療棟2階中央検査室] ← [中央診療棟2階検査部(検体検査)]

(案内文)
[announce:6191]

（学内環境限定）

20 2022/07/25

(2022/07/25～) 乳酸（モル濃度）基準値の誤記修正

21 2022/08/01

(2022/04/01～) 令和4年度診療報酬改定

22 2022/10/21

(2022/03/28～) 24時間測定可能項目として改訂, 項目コード統合（[0961] ← [0961・9171・0981・0983]）

項目コード統合: [0961] ← [0961・9171・0981・0983]

(案内文)
[announce:7579]

（学内環境限定）

23 2022/12/01

(2022/12/01～) 受入不可基準などについて全面改訂

24 2024/06/04

(2024/06/01～) 令和6年度診療報酬改定

予約枠		月	火	水	木	金

[0961 / 3H080] English Ver.24 3.生化学的検査 >> 3H.電解質･血液ガス>>3H080 血液ガス [動脈血]

血液ガス

[動脈血]

blood gas analysis

連絡先：PHS 6418 電話連絡先一覧

お知らせ

過去案内文など

検査項目概要

検体採取について

ISO15189認定範囲

患者同意について

検査結果に影響を与える臨床情報検査結果に影響を与えるような患者の臨床的な状態（服用中の薬剤や何らかの医療的処置など）があれば示します.

オーダー画面

オーダーボタン名(検体)

検査予約

生理検査予約枠

至急オーダー

検査オーダーに関する注意事項

検査オーダーに関連する文書

患者の検査前準備

検体採取のタイミング

ラベル見本（検体）（単項目オーダー時）

ラベル見本（微生物）（単項目オーダー時）

採取容器・検査材料

採取容器について

検体採取について

採取後検体の取扱い

検体搬送について

採取検体の保存条件

受入不可基準検体が検査結果に影響を与えるような状態で提出された場合は受入不可基準に合致することとなりますが, 再採血の可否や臨床的な状態によっては, 検体を受け入れて参考値報告とする場合もあります.

検査に要する時間（生理検査）

再検査・追加検査の対応可能日数

検体採取に関する注意事項・検査の実施に関する注意事項

検査機器

検査所要日数検体採取（検体検査）もしくは検査の実施（生理検査）から検査結果報告までに要する日数です（土日祝日を除いた日数）.

まいこネット開示までに要する所要日数の目安（Learn more）

検査部門・委託先

検査結果報告について

基準値情報

緊急異常値（Learn More）検体検査の場合は, 電子カルテシステムの結果参照画面にて強調表示となる検査結果の基準です（赤は高値・青は低値）.

電話連絡対応（Learn More）緊急異常値など診療科に電話で検査結果をお伝えする基準です. 臨床的な状態や前回値との比較などによって, 適宜電話連絡を省略することもあります.

測定原理の詳細

臨床的意義

異常値を示す病態・疾患

関連検査項目

参考文献

診療報酬

標準コード（JLAC10）(Learn more)日本臨床検査医学会から提示されている標準コード・標準名称です.

標準コード（JLAC11）(Learn more)日本臨床検査医学会から提示されている標準コード・標準名称です.

連携情報

検査部内限定ファイル

変更履歴

[0961 / 3H080]

English

Ver.24

3.生化学的検査 >> 3H.電解質･血液ガス>>3H080 血液ガス [動脈血]

連絡先：PHS 6418

電話連絡先一覧

検査結果に影響を与える臨床情報
検査結果に影響を与えるような患者の臨床的な状態（服用中の薬剤や何らかの医療的処置など）があれば示します.

受入不可基準
検体が検査結果に影響を与えるような状態で提出された場合は受入不可基準に合致することとなりますが, 再採血の可否や臨床的な状態によっては, 検体を受け入れて参考値報告とする場合もあります.

検査所要日数
検体採取（検体検査）もしくは検査の実施（生理検査）から検査結果報告までに要する日数です（土日祝日を除いた日数）.

緊急異常値（Learn More）
検体検査の場合は, 電子カルテシステムの結果参照画面にて強調表示となる検査結果の基準です（赤は高値・青は低値）.

電話連絡対応（Learn More）
緊急異常値など診療科に電話で検査結果をお伝えする基準です. 臨床的な状態や前回値との比較などによって, 適宜電話連絡を省略することもあります.

標準コード（JLAC10）(Learn more)
日本臨床検査医学会から提示されている標準コード・標準名称です.

標準コード（JLAC11）(Learn more)
日本臨床検査医学会から提示されている標準コード・標準名称です.