Department of Clinical Laboratory, Kyoto University Hospital

[1042 / 5G300]
PDF
Ver.20
5.免疫学的検査 >> 5G.自己免疫関連検査>>5G300 甲状腺刺激抗体(TSAb)

甲状腺刺激抗体(TSAb)

thyroid-stimulating antibody

連絡先:PHS 2-6404

本日提出検体の報告予定日(再検がない場合):

過去案内文など

【2022 Nov.】<br />甲状腺刺激抗体(TSAb)検査方法変更のお知らせ
【2022 Nov.】
甲状腺刺激抗体(TSAb)検査方法変更のお知らせ

検査項目概要

項目名
項目コード
実施料
診療報酬区分
判断料区分
検査材料
必要量
保存方法
安定性
【検査方法】
基準値(単位)
所要日数
1042
甲状腺刺激抗体(TSAb)
5G300-0000-023-905
外注BML

330 点
D014(40)
判:免疫
144点
採取材料
C6血液6 mL
測定材料血清0.3 mL
溶血不可
採取容器違い不可
保存方法安定性
-血清-冷蔵--遠心

【バイオアッセイ法】

[基準値設定材料:血液]

甲状腺刺激抗体(TSAb):110 未満

(%)

3~4日

患者同意について


検査結果に影響を与える臨床情報
検査結果に影響を与えるような患者の臨床的な状態(服用中の薬剤や何らかの医療的処置など)があれば示します.


オーダー画面(検体 平日時間内)

オーダー ⇒ 検査オーダー ⇒ 検体検査 ⇒ 平日時間内 ⇒ ⇒ ⇒ 自己免疫関連検査

オーダー画面(検体 時間外・休日)


オーダー画面(微生物)


オーダー画面(病理)


オーダー画面(生理・超音波)


オーダーボタン名(検体)

TSAb

検査予約


生理検査予約枠

予約枠

至急オーダー

不可

検査オーダーに関する注意事項


検査オーダーに関連する文書


患者の検査前準備


検体採取のタイミング


ラベル見本(検体)(単項目オーダー時)

キョウダイ タロウ
80 N60
barcode
Br.
09.03 @
血液
中検外 **-****-55016*
C6 6ml **-***-***

ラベル見本(微生物)(単項目オーダー時)


採取容器・検査材料

採取材料情報測定材料情報
記号 写真 添加物(キャップ色等) 採取材料 採取量 測定材料 必要量
C6
サムネイル 凝固促進剤+血清分離剤(ピンク) 血液 6 mL 血清 0.3 mL

採取容器について


検体採取について

溶血で偽低値の可能性, 血清以外は不可.

採取後検体の取扱い


検体搬送について


採取検体の保存条件

検体状態 保存条件1 保存条件2 保存条件3
温度 安定性 温度 安定性 温度 安定性
血清 -血清-冷蔵--遠心
色付きの温度は第一選択の保存条件です.

受入不可基準
検体が検査結果に影響を与えるような状態で提出された場合は受入不可基準に合致することとなりますが, 再採血の可否や臨床的な状態によっては, 検体を受け入れて参考値報告とする場合もあります.

溶血 検体凝固 強乳び 採取量
過不足
採取容器
違い
尿材料
違い
冷蔵保存
なし
遮光保存
なし
開栓 黄疸
不可       不可          

検査に要する時間(生理検査)


再検査・追加検査の対応可能日数

検体到着日から60日間(検体量ある場合のみ)
(分析物の安定性については「採取検体の保存条件」を参照)

検体採取に関する注意事項・検査の実施に関する注意事項


検査機器

 

検査所要日数
検体採取(検体検査)もしくは検査の実施(生理検査)から検査結果報告までに要する日数です(土日祝日を除いた日数).

3~4日

まいこネット開示までに要する所要日数の目安(Learn More)


検査部門・委託先

外部委託(ビー・エム・エル)  

検査結果報告について


生物学的基準範囲 または 臨床判断値(Learn More)
生物学的基準範囲・臨床判断値 および 検査方法の変更履歴です. 両者が変更となる場合も, 基準範囲のみ もしくは 検査方法のみが変更となる場合もあります.
臨床判断値には本来, 診断閾値・治療閾値・予防医学閾値が含まれますが, そのうち治療閾値については, 緊急異常値として別項に記載します.

期間 / 年齢
基準値設定材料血液
検査方法バイオアッセイ法
  男性女性単位
00甲状腺刺激抗体(TSAb)110 未満110 未満%
基準値設定材料血液
検査方法酵素免疫測定法 (EIA)
  男性女性単位
00甲状腺刺激抗体(TSAb)120 以下120 以下%
基準値設定材料血液
検査方法
  男性女性単位
00甲状腺刺激抗体(TSAb)180 未満180 未満%
基準値設定材料
検査方法
  男性女性単位
基準値設定材料
検査方法
  男性女性単位
基準値設定材料
検査方法
  男性女性単位
基準値設定材料
検査方法
  男性女性単位
基準値設定材料
検査方法
  男性女性単位

基準値情報



緊急異常値(Learn More)
検体検査の場合は, 電子カルテシステムの結果参照画面にて強調表示となる検査結果の基準です(赤は高値・青は低値).

            

表. KINGの結果参照画面で赤背景・青背景で表示される緊急異常値
高値 低値
   

電話連絡対応(Learn More)
緊急異常値など診療科に電話で検査結果をお伝えする基準です. 臨床的な状態や前回値との比較などによって, 適宜電話連絡を省略することもあります.

 
 
 
 
 
 
 
 

臨床的意義

  TSHレセプターは分子量約100kDaの糖蛋白で, これにTSHが結合すると活性化される. このレセプターに対する自己抗体がバセドウ病で血中に出現し, 甲状腺機能を亢進させる.
  この抗体は通常TSHレセプター抗体と呼ばれTSHがレセプターと結合するのを阻止するため, TSH結合阻止抗体(TBII)ともいわれる. しかし抗体のなかには甲状腺刺激活性をもつものがあり, バセドウ病における亢進状態はこれに起因する. その一方, TSHによる刺激を阻害するもの(甲状腺刺激阻止抗体)も知られており, 甲状腺機能低下症をおこすことがある.
  本検査は甲状腺刺激性自己抗体活性をみる検査であり, TSH刺激性自己抗体(TSAb)と呼ばれる. これは, 被検血清をブタ甲状腺培養細胞に反応させ, 産生されたサイクリックAMP量を測定して刺激活性をみるものである. 健康保険にも収載され, また疾患特異性も高いため, バセドウ病の鑑別疾患に有用とされている. TSAbは甲状腺機能亢進症の程度とよく相関するといわれている.

異常値を示す病態・疾患

高値を示す病態
バセドウ病, euthyroid Graves'病, 橋本病
低値を示す病態
低値側の臨床的意義は少ない

関連検査項目

抗サイログロブリン抗体(サイロイドテスト)[PA]
抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体(抗甲状腺マイクロゾーム抗体)(マイクロゾームテスト)[PA]
TSH(甲状腺刺激ホルモン)
T4(サイロキシン)[血清]
T3(トリヨードサイロニン)[血清]
FT4(遊離サイロキシン)
FT3(遊離トリヨードサイロニン)
抗サイログロブリン抗体
抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体(抗甲状腺マイクロゾーム抗体)
TSHレセプター抗体(TBII)(定量)(第3世代)

参考文献 (緑ブラウザからPubMedにはアクセスできません)

  • LSIメディエンス 検査要項

  • 診療報酬

    区分名称点数
    D014自己抗体検査
    D01440甲状腺刺激抗体(TSAb)330 点
    D0266免疫学的検査判断料144点
     
     

    標準コード(JLAC10)(Learn More)
    日本臨床検査医学会から提示されている標準コード・標準名称です.

    1 分析物5G300甲状腺刺激抗体(TSAb)
    識別0000
    材料023血清
    測定法905バイオアッセイ法
    結果識別0100

    標準コード(JLAC11)(Learn More)
    日本臨床検査医学会から提示されている標準コード・標準名称です.

    1 測定物
    識別
    材料
    測定法
    結果単位

    連携情報

     

    検査部内限定ファイル

    &L&L

    変更履歴


    Ver. 文書更新日
    変更適用日
    内容
    1 2008/04/01
    (2008/04/01~)
    制定
    2 2014/03/28
    (2014/04/01~)
    委託先会社名変更(三菱化学メディエンス⇒LSIメディエンス)
    3 2014/12/18
    (2015/01/05~)
    検査方法・基準値変更
    • 検査方法: [EIA] ← []
    • 基準値: [120 以下] ← [180 未満]

    (相関)
    [announce:2014-CL025](学内環境限定)

    4 2015/04/24
    (2015/04/01~)
    外部委託先変更(LSIM⇒BML), 報告日数変更
    • 外部委託先: [BML] ← [LSIメディエンス]
    • 検査所要日数: [3~5日] ← []

    [announce:08367](学内環境限定)

    5 2016/04/25
    (2016/04/01~)
    平成28年度診療報酬改定
    6 2017/03/21
    (2017/02/23~)
    検体ラベル表記変更[O]⇒[ ]
    7 2018/04/06
    (2018/04/01~)
    平成30年度診療報酬改定
    8 2019/04/30
    (2019/04/01~)
    外注区分変更([外注2]⇒[外注1]), 外注業者変更([BML]⇒[LSIM])
    (変更点の詳細)
    [announce:2718](学内環境限定)

    9 2019/12/16
    (2019/12/16~)
    JLAC10更新に伴う検査項目名称変更
    (変更点)

    10 2020/04/02
    (2020/04/01~)
    令和2年度診療報酬改定
    11 2020/12/16
    (2020/12/17~)
    採血容器変更
    • 採血管: [C3・C9] ← [F・H・I]

    (案内文)
    [announce:5309](学内環境限定)

    12 2021/07/02
    (2021/07/02~)
    検体保存条件を変更
    • 検体保存方法: [遠心分離後の血清を冷蔵保存] ← [遠心分離後の血清を凍結保存]

    13 2021/08/02
    (2021/05/27~)
    採血容器変更
    • 採取容器: [C6] ← [C3・C9]
    • 採血量: [6 mL] ← [3 mL・9 mL]

    (案内文)
    [announce:6078](学内環境限定)

    14 2022/03/09
    (2021/12/09~)
    採取名称部分に検体搬送先を印字
    • 採取名称: [中検外1] ← [外注1]

    (案内文)
    [announce:6946](学内環境限定)

    15 2022/08/01
    (2022/04/01~)
    令和4年度診療報酬改定
    16 2022/12/01
    (2022/12/01~)
    受入不可基準などについて全面改訂
    17 2023/03/07
    (2023/04/01~)
    検査方法変更
    • 保存期間: [14日] ← [4週]
    • 検査方法: [バイオアッセイ法] ← [EIA]
    • 基準範囲: [110 未満] ← [120 以下]
    • 留意事項: [溶血検体では測定値が低下する場合があります] ← [(記載なし)]

    (案内文)
    [announce:8690](学内環境限定)

    18 2023/12/21
    (2023/12/21~)
    必要検体量を追記
    19 2024/06/04
    (2024/06/01~)
    令和6年度診療報酬改定
    20 2026/06/11
    (2026/06/01~)
    外部委託契約更新にともなう変更
    • 外部委託先: [BML] ← [LSIメディエンス]
    • 検体保存: [血清/冷蔵] ← [血清/冷蔵/4 週]
    • 所要日数: [3~4日] ← [3~5日]