Department of Clinical Laboratory, Kyoto University Hospital

[3223 / 4E040]
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Ver.18
4.内分泌学的検査 >> 4E.副腎髄質ホルモン>>4E040 メタネフリン分画 [蓄尿]

メタネフリン分画

[蓄尿]

metanephrines, fractionation

連絡先:3764

本日提出検体の報告予定日(再検がない場合):

酸性尿

検査項目概要

項目名
項目コード
実施料
診療報酬区分
判断料区分
検査材料
必要量
保存方法
安定性
【検査方法】
基準値(単位)
所要日数
3223
メタネフリン分画
[蓄尿]
4E040-0000-004-210
外注

220 点
D008(45)
判:生化Ⅱ
144点
包括
採取材料
U蓄尿10 mL
測定材料2.0 mL
尿材料違い不可
要酸性蓄尿
保存方法安定性
-蓄尿上清-冷蔵--遠心4 週

【LC/MS/MS】

[基準値設定材料:蓄尿]

メタネフリン 1日排泄量:0.05 - 0.20

(mg/d)

ノルメタネフリン 1日排泄量:0.10 - 0.28

(mg/d)

メタネフリン 濃度:***

(mg/L)

ノルメタネフリン 濃度:***

(mg/L)

メタネフリン総排泄量:0.15 - 0.41

(mg/d)

4~5日

患者同意について


検査結果に影響を与える臨床情報
検査結果に影響を与えるような患者の臨床的な状態(服用中の薬剤や何らかの医療的処置など)があれば示します.


オーダー画面


オーダーボタン名(検体)

メタネフリン分画[蓄尿]

検査予約


生理検査予約枠

予約枠

至急オーダー

不可

検査オーダーに関する注意事項


検査オーダーに関連する文書


患者の検査前準備


検体採取のタイミング


ラベル見本(検体)(単項目オーダー時)

キョウダイ タロウ
80 N60
barcode
Uセイカ2.
尿量
( )
09.03 @
蓄尿
中検外1 **-****-97002*
U. 10m **-***-***

ラベル見本(微生物)(単項目オーダー時)


採取容器・検査材料

採取材料情報測定材料情報
記号 写真 添加物(キャップ色等) 採取材料 採取量 測定材料 必要量
U
サムネイル 丸底プレイン(白) 蓄尿 10 mL 2.0 mL

採取容器について


検体採取について

酸性尿としてください.
2013年12月6日以降, 専用の酸性添加剤を使用してください.

採取後検体の取扱い


検体搬送について


採取検体の保存条件

検体状態 保存条件1 保存条件2 保存条件3
温度 安定性 温度 安定性 温度 安定性
遠心後の蓄尿上清 -蓄尿上清-冷蔵--遠心 4 週
色付きの温度は第一選択の保存条件です.

受入不可基準
検体が検査結果に影響を与えるような状態で提出された場合は受入不可基準に合致することとなりますが, 再採血の可否や臨床的な状態によっては, 検体を受け入れて参考値報告とする場合もあります.

溶血 検体凝固 強乳び 採取量
過不足
採取容器
違い
尿材料
違い
冷蔵保存
なし
遮光保存
なし
開栓 黄疸
          不可        

検査に要する時間(生理検査)


再検査・追加検査の対応可能日数

検体到着日から60日間(検体量ある場合のみ)
(分析物の安定性については「採取検体の保存条件」を参照)

検体採取に関する注意事項・検査の実施に関する注意事項


検査機器

 

検査所要日数
検体採取(検体検査)もしくは検査の実施(生理検査)から検査結果報告までに要する日数です(土日祝日を除いた日数).

4~5日

まいこネット開示までに要する所要日数の目安(Learn More)

5~6日

検査部門・委託先

外部委託(LSIメディエンス)  

検査結果報告について


生物学的基準範囲 または 臨床判断値(Learn More)
生物学的基準範囲・臨床判断値 および 検査方法の変更履歴です. 両者が変更となる場合も, 基準範囲のみ もしくは 検査方法のみが変更となる場合もあります.
臨床判断値には本来, 診断閾値・治療閾値・予防医学閾値が含まれますが, そのうち治療閾値については, 緊急異常値として別項に記載します.

期間 / 年齢
基準値設定材料蓄尿
検査方法液体クロマトグラフィー質量分析法 (LC/MS/MS)
  男性女性単位
51メタネフリン 1日排泄量0.05 - 0.200.05 - 0.20mg/d
52ノルメタネフリン 1日排泄量0.10 - 0.280.10 - 0.28mg/d
51メタネフリン 濃度******mg/L
52ノルメタネフリン 濃度******mg/L
00メタネフリン総排泄量0.15 - 0.410.15 - 0.41mg/d
基準値設定材料蓄尿
検査方法液体クロマトグラフィー質量分析法 (LC/MS/MS)
  男性女性単位
51メタネフリン 1日排泄量0.04 - 0.180.04 - 0.18mg/d
52ノルメタネフリン 1日排泄量0.10 - 0.280.10 - 0.28mg/d
51メタネフリン 濃度******mg/L
52ノルメタネフリン 濃度******mg/L
基準値設定材料蓄尿
検査方法液体クロマトグラフィー質量分析法 (LC/MS/MS)
  男性女性単位
51メタネフリン 1日排泄量0.05 - 0.200.05 - 0.20mg/d
52ノルメタネフリン 1日排泄量0.10 - 0.280.10 - 0.28mg/d
51メタネフリン 濃度******mg/L
52ノルメタネフリン 濃度******mg/L
基準値設定材料蓄尿
検査方法高速液体クロマトグラフィー (HPLC)
  男性女性単位
51メタネフリン 1日排泄量0.05 - 0.200.05 - 0.20mg/d
52ノルメタネフリン 1日排泄量0.10 - 0.280.10 - 0.28mg/d
基準値設定材料蓄尿
検査方法高速液体クロマトグラフィー (HPLC)
  男性女性単位
51メタネフリン 濃度******mg/L
52ノルメタネフリン 濃度******mg/L
基準値設定材料
検査方法
  男性女性単位
基準値設定材料
検査方法
  男性女性単位
基準値設定材料
検査方法
  男性女性単位

基準値情報



緊急異常値(Learn More)
検体検査の場合は, 電子カルテシステムの結果参照画面にて強調表示となる検査結果の基準です(赤は高値・青は低値).

            

表. KINGの結果参照画面で赤背景・青背景で表示される緊急異常値
高値 低値
   

電話連絡対応(Learn More)
緊急異常値など診療科に電話で検査結果をお伝えする基準です. 臨床的な状態や前回値との比較などによって, 適宜電話連絡を省略することもあります.

 
 
 
 
 
 
 
 

臨床的意義

  メタネフリン2分画の分画成分は, メタネフリン(MN)とノルメタネフリン(NMN)である. これらは交感神経および副腎髄質系で合成されたノルアドレナリン, アドレナリンなどのカテコールアミンの不活性代謝産物である.
  カテコールアミンが増加する疾患, すなわち褐色細胞腫や神経芽細胞腫などで, これらの尿中排泄は増加をみる. 神経芽細胞腫は主に小児に好発の悪性の腫瘍であり, ドーパミンやホモバニリン酸(HVA), VMAの上昇を伴う.
  一方, カテコールアミンは起立性低血圧症等で低値をみることがあるが, 感度や特異性の面で充分とはいえず, 一般に低値側の検査の意義は少ない. なお, MN, NMNは他のカテコールアミンと同様, 冷暗所に酸性下で蓄尿が必要である. 保存条件が悪いと分解を受け低値となる場合もある.

異常値を示す病態・疾患

高値を示す病態
褐色細胞腫, 神経芽細胞腫, 腎不全, 本態性高血圧症, 原発性アルドステロン症 など
低値を示す病態
Shy-Drager症候群, 家族性自律神経失調症, 起立性低血圧症

関連検査項目

VMA(バニールマンデル酸)[随時尿]
VMA(バニールマンデル酸)[蓄尿]
カテコールアミン3分画
カテコールアミン3分画[随時尿]
カテコールアミン3分画[蓄尿]
HVA(ホモバニリン酸)[随時尿]
HVA(ホモバニリン酸)[蓄尿]

参考文献 (緑ブラウザからPubMedにはアクセスできません)

  • LSIメディエンス 検査要項

  • 診療報酬

    区分名称点数
    D008内分泌学的検査
    D00845メタネフリン・ノルメタネフリン分画220 点
    D0265生化学的検査(Ⅱ)判断料144点
    包括(内分泌学検査):3項目以上5項目以下410点
    包括(内分泌学検査):6項目又は7項目623点
    包括(内分泌学検査):8項目以上900点
     
     

    標準コード(JLAC10)(Learn More)
    日本臨床検査医学会から提示されている標準コード・標準名称です.

    1 分析物4E040メタネフリン分画
    識別0000
    材料004蓄尿
    測定法210その他のクラマトグラフィー
    結果識別014E04051メタネフリン
    結果識別024E04052ノルメタネフリン
    結果識別034E04051メタネフリン
    結果識別044E04052ノルメタネフリン
    結果識別054E04000メタネフリン分画

    標準コード(JLAC11)(Learn More)
    日本臨床検査医学会から提示されている標準コード・標準名称です.

    1 測定物
    識別
    材料
    測定法
    結果単位

    連携情報

     

    検査部内限定ファイル


    変更履歴


    Ver. 文書更新日
    変更適用日
    内容
    1 2008/04/01
    (2008/04/01~)
    制定
    2 2014/01/16
    (2013/12/06~)
    専用酸性添加剤採用
    (相関)
    [announce:2013-CL019](学内環境限定)

    3 2014/03/28
    (2014/04/01~)
    委託先会社名変更(三菱化学メディエンス⇒LSIメディエンス)
    4 2015/04/24
    (2015/04/01~)
    外部委託先変更(LSIM⇒BML), 報告日数・結果報告形式変更(濃度報告⇒1日量報告)
    • 外部委託先: [BML] ← [LSIM]
    • 検査所要日数: [4~6日] ← []

    [announce:08367](学内環境限定)

    5 2015/06/29
    (2015/07/01~)
    報告項目追加(メタネフリン濃度・ノルメタネフリン濃度)
    • 報告項目追加: [濃度] ← [(報告なし)]

    [announce:08945](学内環境限定)

    6 2016/04/25
    (2016/04/01~)
    平成28年度診療報酬改定
    7 2017/02/21
    (2017/03/27~)
    検査方法・報告日数・基準値変更(測定精度向上を期すため)
    • 基準値(MN (1日排泄量)): [ 0.04 - 0.18] ← [0.05 - 0.20]
    • 基準値(NMN (1日排泄量)): [ 0.10 - 0.28] ← [0.10 - 0.28]

    (相関)
    [announce:12181](学内環境限定)

    8 2017/03/21
    (2017/02/23~)
    検体ラベル表記変更[O]⇒[ ]
    9 2018/04/06
    (2018/04/01~)
    平成30年度診療報酬改定
    10 2019/04/30
    (2019/04/01~)
    外注区分変更([外注2]⇒[外注1]), 外注業者変更([BML]⇒[LSIM]), 基準範囲変更, 報告成分追加
    • 基準範囲(メタネフリン): [0.05 - 0.20 mg/day] ← [0.04 - 0.18 mg/day]
    • 基準範囲(ノルメタネフリン): [0.10 - 0.28 mg/day] ← [0.10 - 0.28 mg/day]
    • 基準範囲(メタネフリン総): [0.15 - 0.41 mg/day] ← [(報告なし)]

    (変更点の詳細)
    [announce:2718](学内環境限定)

    11 2019/12/16
    (2019/12/16~)
    JLAC10更新に伴う検査項目名称変更
    (変更点)

    12 2020/04/02
    (2020/04/01~)
    令和2年度診療報酬改定
    13 2021/07/02
    (2021/07/02~)
    検体保存条件を変更
    • 検体保存方法: [尿を遠心分離した上清を冷蔵保存] ← [尿を遠心分離した上清を凍結保存]

    14 2022/03/09
    (2021/12/09~)
    採取名称部分に検体搬送先を印字
    • 採取名称: [中検外1] ← [外注1]

    (案内文)
    [announce:6946](学内環境限定)

    15 2022/08/01
    (2022/04/01~)
    令和4年度診療報酬改定
    16 2022/12/01
    (2022/12/01~)
    受入不可基準などについて全面改訂
    17 2023/12/21
    (2023/12/21~)
    必要検体量を追記
    18 2024/06/04
    (2024/06/01~)
    令和6年度診療報酬改定